昨日行われた宇都宮市長選、やはりかなりの激戦だったようで、
趨勢が判明したのが午後11時を過ぎていました。
勝ったのは現職の佐藤栄一候補で、 89,840票
敗れた金子達候補が 83,634票との6000票余りの僅差でした。
最大の争点となったのが、本年度中の着工が予定されている
次世代型路面電車(LRT)事業の是非です。
JR宇都宮駅から市の東部を通って、芳賀町の芳賀・高根沢工業団地を結ぶ
全長14.6kmに軌道を整備する計画で、事業費見込みは458億円とされています。
高齢者でも利用出来る軌道系の交通機関であり、環境にも優しいのが路面電車ですが、
これまで軌道系の交通機関のない所に導入する事は、かなりリスクのある話で、
LRT反対の市民運動に民進党や共産党が乗り入れた形の金子候補の陣営は、
外に税金の使い道はあるだろうとの主張でした。
ここのところの地方の選挙は、新潟県知事選や鹿児島県知事選のように、
原発問題に特化したような、いわゆるワンイシューの選挙では、
自民党などの与党系の候補者が敗れています。
そのような事が現職サイドには大きな引き締め材料になったのでしょう。
かなり強烈な組織型選挙が行われたようです。
僕自身は、このLRTについては、総論としては賛成なのですが、
実際に宇都宮市に導入して採算が取れるのかとの問題になると、否定的です。
車社会が完成している地方都市で、新たにLRTを入れても、
そんなに利用する人はいないのではないかと思うからです。
更に、1本直線的に導入しても、
高齢者の交通問題は、何ら改善しないと思います。
宇都宮市民は、今回の選挙で
大きな間違いをした事にならなければ良いですが。
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