赤紙が届いたので、陸上自衛隊観閲式に行ってきました
まだ開門直後の7時過ぎですが、もうかなりの人が詰め掛けて席取りに追われてるようです。
パレード会場はこんな感じ。
因みに入場券は、来賓用の黄色、招待客用の赤紙、一般公募や関係者が配る目的用の緑券と3つのグレードに分かれます。
私はまず装備展示場に行って「16式機動戦闘車」を観察しました
予行では展示が無く、本番日でのみ見られたものです。
まだ総数で4両、展示は2号車でした。
会場入り口には「広域用監視装置GOB-206」が
左がカメラ車、右が本体の監視車で、2両で一組です。
カメラ部分と、カメラとその架台がそれぞれ回転式で、死角無く画像情報を得る事が出来ます。
よく観察していると、クルクルと動いていました。
単純なTVカメラではなく、赤外線など複合式光学情報収集システムである事が分かります。
観閲台後方に展開された通信団無線装置一式。
単純な音声通信だけでなく、映像情報など複合的な情報通信が可能です。
観覧席に着きます。
偶然すぐ後列斜めに国本大将が。会社の若い娘を連れて来てました。
見たいもの観察。
陸上自衛隊の建機は、一見民生をそのまま色だけ変えてるように見えますし、物の本にもそう書かれてますが、実は仕様が違って色々特殊な状態に成ってます。
新装備の「輸送防護車」は真正面ながら、前に96式が居るのでフロントガラスしか見えません
この日は本番なので、観閲官は内閣総理大臣です。
首相を乗せた海自のマーリンヘリコプターが基地ヘリポートに飛来しました。
自衛隊員入場行進。
こちらは空挺部隊。
最後に陸海空合同音楽隊が入場します。
遠方から生徒・学生、普通科、空挺部隊、海上自衛隊、航空自衛隊、女性自衛官部隊。
現在の自衛隊は陸海空統合運用が原則の為、それぞれのイベントでも3隊が揃うように成りました。
また、安倍首相の政策的に、女性の参加割合が強化されてますね。
海上自衛隊旗が、他の部隊旗より一際大きいのがわかりますね。
見栄ではなく、これにはちゃんと意味があります。
観閲官の総理大臣と防衛大臣が観閲台へと到着しました。
各旗が観閲官への栄誉礼として水平に降ろされます。
海上自衛隊旗のみが立ったままなのに注目
海上自衛隊旗は国際的には軍艦旗(エンサイン)であり、日の丸国旗(ユニオンジャックorユニオンフラッグ)と同列で国そのものを表すものとして扱われます。
なので相手が首相であろうとも頭を下げる必要は無く、逆に首相の方が礼を表さねば成りません。
他の部隊旗とは格が違うのです。
首相がオープンカーに乗って整列隊員を巡閲します。
オープンカーは「業務車3号」の特別仕様車です。
観閲官が通過すると、順番に再び旗が立てられるのが分かりますね。
観閲官は隊員を巡閲し終わると、引き返して納税者に対しての顔見世も大事なお役目です。
観閲官がお立ち台に戻ると、続いてパレードの為に車両部隊の隊員が搭乗開始です。
パレード出発点に向かう「輸送防護車」。
オーストラリア製ブッシュマスター防護機動車を輸入した最新装備です。
任務は在外邦人の危険事態に際して救出輸送に用いられます。
サイズ的に、国内の道交法に対しても問題ありません。
後ろに続くのは「軽装甲機動車」。
観客席後方をパレード出発点に向かって進みます。
続いて「偵察用オートバイ」。
お次は「89式装甲戦闘車」。
「重迫牽引車」と「120mm迫撃砲」。
遠方では「多連装ロケット」と「10式戦車」が移動中。
私以外の皆は空を見上げてます・・・・
パレードまでの間を持たせる為に、空挺降下が披露されてたのでした。
左から「無線搬送装置1号」、「NBC偵察車」、遠方赤十字は「救急車」と「野外手術システム」。
「遠隔操縦観測システム」の機体と輸送車。
同、追随装置車。
「C−2」「C−1」輸送機登場
こうして見ると、親子程の体格差ですね。
この間、観客席背後では「87式自走高射機関砲」や「03式中距離地対空誘導弾」が密かに移動中。
観閲行進開始です。
紅いマフラーは普通科部隊。
白いマフラーは空挺部隊です。
海上自衛隊と、後ろは航空自衛隊。
観客席の後ろに、それとなく「90式戦車回収車」が潜んでます。
車両パレード中に万一動けなく成った車両が出た場合、高機動車の隊員と共に飛び出して来て迅速に対処するものと思われます。
女性自衛隊員も、陸海空の順番で。
続いて観閲飛行。
チヌーク!チヌーク!と興奮した女性の声が聞こえます。
「OH-6D」。
「UH-1J」。
「AH-1S」。
「UH-60JA」。
「AH-64D」。
「CH-47JA」。
海上自衛隊の「P−3C」。
同、「U−36A」。
航空自衛隊「C−130J」。
同、「F−2」。
同、「F−15J」。
車両観閲行進。
国際派遣部隊の「輸送防護車」。
デザイン(設計)センスが日本のものと明らかに異なります。
普通科部隊「89式装甲戦闘車」。
同、「96式装輪装甲車」。
車載武装が二種類なのが分かります。
施設科部隊「3 1/2tトラック」に搭載された「小型ショベルドーザ」、牽引するのは「1t水タンクトレーラ」(手前)
同搭載車両、「資材運搬車」、牽引は「野外炊具1号(改)」(向こう)
同、前から「92式地雷原処理車」「81式自走架柱橋」「92式浮橋」。
同、「07式機動支援橋」の架設車と運搬車。
化学科部隊、前から「1/2tトラック」「NBC偵察車」「化学防護車」。
NBC偵察車の何とも格好良くない日本的デザインセンスが味わい深くたまらない
観客席背後を音も無く進む(比喩的表現ではあるものの、極端な程に静粛性が高い)「10式戦車」。
需品科部隊、「逆浸透型浄水セット」を搭載する3 1/2tトラック。
同、3 1/2tトラックに牽引される「野外炊具1号(22改)」。
情報科部隊、前から「衛星単一通信可搬装置」「地上レーダ装置1号改」「85式地上レーダ装置」。
同、「遠隔操縦観測システム」。無人機と運搬車。
それと追随装置車。
航空自衛隊「ペトリオット」部隊。
陸自とは塗装の色調が異なる緑なのに注目。
高射特科部隊、前から「93式近距離地対空誘導弾」「11式短距離地対空誘導弾」。
同、「03式中距離地対空誘導弾」、前から指揮管制車、レーダー信号処理・電源車(中手前)、射撃用レーダー装置搭載車(中向こう)、発射装置搭載車。
同、「87式自走高射機関砲」。
野戦特科部隊「155mmりゅう弾砲FH70」と「中砲牽引車」。
同、「12式地対艦誘導弾」。
同、「82式指揮通信車」と「多連装ロケットシステム」。
同、「99式自走155mmりゅう弾砲」。
戦車部隊「10式戦車」。
多くの日本製兵器が、やぼったく特徴が無くて格好悪い(兵器だけでなく工業製品全般の特徴)のに対し、10式はまるでゲームの3Dキャラクターが実現化したような形状で、その性能と合わせて別次元から来た物体に感じます。
同、「90式戦車」。
祝賀飛行・行進として米陸軍が参加しました。
「UH−60A」。
海軍のシーホーク、オーシャンホークを見慣れてると違った趣に見えます。
ヘルファイアミサイルを搭載している点に注目。
続いて「MV−22」オスプレイ。
ヘリコプターやターボプロッププロペラ機に比べると遥かに静かで、音も低音で体験した事が無いタイプの航空機ですね。
「M1126 ストライカー」装甲車。
やはり武装を選択出来、重機関銃装備型と自動擲弾発射器装備型が居るのに注目。
展示飛行
航空自衛隊の「ブルーインパルス」がやって来ます。
もはや名物に成っている空中ハート
自衛隊のイベントではすっかり主役で、陸自は勿論、海自の観艦式でもブルーインパルスが主役って構図が出来上がっていますね
以上で観閲式は終わり、要人を迎えに白い「1/2tトラック」に先導された「業務車3号」の隊列がやって来ます
首相がお帰りに成る前に納税者に愛想を振り撒きます。
画面を塞いでる女性は狂信的な安倍さんのファンらしく、完全に自分の世界に入ってて、奇声を上げたり、手を振り回したり、周囲が迷惑してるのに全く気が付きません。
女性の腕のすぐ横に、観客席に向かって手を振る総理大臣が写ってるのですが分かりますでしょうか。
装備展示編に続きます。
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