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2016年10月24日01:08

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伊香保の秘宝館めぐりをして写真だらけの日記になる

10月17日(月)


今日は観光をする日。
伊香保温泉の手前に、気になるミュージアムが3つある。

まずは「伊香保おもちゃと人形・自動車博物館」へ行った。

お金持ちの館長さんが、いろんなジャンルのモノを集めて展示した博物館だ。

入り口から最初はテディベアや可愛らしいお人形、通路を進むと突然雰囲気が変わり昭和横丁になる。
昭和生まれには懐かしい雑誌、おもちゃ、駄菓子などが並んでいる。
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次にプロレスコーナーがあって、ここにいちばん感動した。
猪木、馬場の直筆サイン、初代タイガーマスクが着用したガウンなど。
時間の経つのを忘れて見とれる。
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それを過ぎるとメインの展示である自動車コーナー。
ミゼット、キャロル、スバル360。。。
フロアを上がると大量のスポーツカーの展示。
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また階下に降りておみやげ売り場を過ぎる。
次が世界のワインやビールの展示。
バーもあって飲むことができる。
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最後になぜかキューピーちゃんを絵付けしようのコーナーがある。
わたしもちょっと色を塗ったけど不気味になってしまった。
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この博物館、それぞれのコレクションは大したことはない。
もっとスゴイところが全国にある。
自動車ならトヨタ博物館、昭和時代なら北名古屋市博物館、テディベアも高山などにあるし。
でもそれを一同に集めて展示してあるのが圧倒的な迫力だ。



次に向かったのは「命と性のミュージアム」。

性教育の博物館だった。
暗い館内に変なマネキンなどがあるけど、説明板はいたって真面目。

「男の子の身体を知ろう」
「受精から出産まで」
「心にも身体にも良い自慰を知ろう」
「妊娠中絶の仕方」
「障害者の性」など
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さらに太平洋戦争の愚かさや、安楽死法制定の訴え、安保法案についての意見など社会問題にも触れている。
棺桶に入ってみようのコーナーもあったし。
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そのわりにはラブドールやSM器具やフィギュアの展示もぎっしり。
秘宝館としての質は充分に保っている。
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ここの館長さんは家具屋さんが本職で、館内のディスプレイなどもご自分で制作されたそうだ。
ちょうど不在だったけど、かなりクセのあるオヤジなんだろうなあ。

出口付近のおもちゃ、書籍の展示コーナーを見て感動した。
マニア倶楽部、SMスナイパー、規制が緩かったころのロリータ写真集など、もある。
いちばんのコレクションはオレンジピープル、スウィンガー、ホームトークといった夫婦交換情報誌。
館長さんスワッピングが趣味なのか。

もっとゆっくり見ていたかったけど団体さんが来た。
そそくさと次へ行く。


最後は「珍宝館」だ。
ここも有名な秘宝館だ。

まず入場料を払う。
女の館長さんがやってきて説明を受ける。
館長さんの名前は「ちん子さん」だ。

入口付近の展示物を楽しく解説してくれる。

「わたしが館長兼マン長のちん子です」
「AKBも30年経てば閉経Bになるんですよ」
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そしてもれなく男性客は、ちん子さんに股間を握られる。
わたしも股の間を触られた。

「陥没してるねえ。元気ないねえ」
などと悲しいことをおっしゃる。

あとはご自由に、ということで館内を見て回る。

秘宝館は新館と別館がある。
新館の方は今年の4月に建てたばかりだそうだ。
展示品もそれにともなって充実させたとのこと。

日本各地の秘宝館が閉鎖していくのに。
増殖するなんてすごい。
やはり、ちん子さんはヤリ手な人なのだ。

順番に展示を鑑賞する。

春画が並んでいる。
これはまあ秘宝館なら必須だ。
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べべ観音という下半身丸出しの観音様がいる。
「この観音様を拝むと女性は下の病気にかかりません」
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マリリンモンローをテーマに描き続けた画家、スズキシン一の作品。
10万体のマリリンを書いた「マリリン曼荼羅」に圧倒される。
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珍石、万石の部屋。
館長のちん子さんが自ら河原で拾い集めたそうだ。
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写真家・星野小麿さんの作品コーナー。
女優さんなどを浮世絵のように撮った人だ。
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3D浮世絵春画。
飛び出す絵本のようで面白かった。
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ここから旧館へ移動する。
昔の性器具や猥褻写真、雑誌などが展示してある。
性行為や生殖器をかたどった人形、置物、玩具もある。
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珍しかったのは中国の春画。
わたしは初めて見た。
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次の部屋に入ってびっくりした。
自然木で作った裸の人形が所狭しと並んでいる。
「彫刻が趣味の高橋さん」としか作者は紹介されていない。
アマチュア作家だったようだ。
木の根や枝の形をそのまま利用して、性器を持った裸の男女の作品にしている。
踊っているような不自然なポーズと身体のバランスが絶妙だ。
人形の表情もコケシのように素朴だ。
いつまで見ていても飽きなかった。
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出口あたりまで来た。
ギャラリーのようになっている。
池田満寿夫、加山又造という有名画家の作品があった。
まったく秘宝館らしくない雰囲気だった。
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ということで、その他にもいろいろあった。
もうお腹いっぱいだ。

お土産コーナーにはアダルトDVDが3本1000円だった。
まあこれはキンブルのほうが安いので買うのをやめた。
ちなみにキンブルというのは名古屋の有名リサイクルショップのこと。
そういえばキンブルの近くにある田縣神社のチンコ祭りの飴も売っていた。
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ミュージアムを3つも見て回ったので、昼過ぎになってしまった。
伊香保温泉に行きたかったけど時間がない。
もう帰ろう。
でも充実した一日だった。
山登りよりも充実していたくらい(笑


終わり
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