二の舞だと二の足を踏んでいます
二束三文のつぶらな命で不器用に
二足の草鞋で吐いてるげろげろ
ひとつもなくてひとっこひとり
ひとりぼっちでひとまかせに
喘息めいた切れかかる息はぜろぜろ
みっつどうじにみつけてあげて
みちる光をみっちゃくさせて
三つ子の魂いつだって三つ巴
太鼓にしるされたおたまじゃくしの文様
たましいが抜けたような文様を標的にして
ふやけた弓を射ておくれ掠らなくていい
陰と陽で追いかけっこしてまぜこぜで
レンジでチンして焼けてる勾玉およぐ
こげるまえに泳いで逃げるとびだす
太鼓から飛び出して逃げ出して
心臓に飛びついて張り付いて
胸があつくなるさみしくなる
同時進行にしんどい行進曲が
どんどこどんどこ太鼓を叩く
すなわち胸も叩かれ躍る胸騒ぎ
どうしようもなく歩くわめく泣く
ねえ火の玉どこかにいなかったかい
何個もいらないちょっと見せてみて
ログインしてコメントを確認・投稿する