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2016年10月04日23:21

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２年生アーチャー目指せ中級者　⑧

なんとなくわかって来た事・・・

野球だと、ボールを離す瞬間、指のボールの引っ掛かり具合などで、その日の調子が分かっていました。ストレートの時に指がしっかり乗っかり回転が掛かって球がよく伸びたり、シュートでしっかり球が最後まで引っかかり、球にブレーキがかかって大きく沈んだり、逆に上手く指に乗らないときは、カーブやスライダーを多投してかわしたりしていました。
テニスでも、ラケットにしっかり球が食い込んで、スピンがかかり易くって、結構しっかりストレートで打っても程よく回転が掛かってしっかりコートに入ってくれる時があったり・・・

こんな風に、、そこそこ長い事やっていたスポーツでも、その日によって調子が良かったり悪かったりするのですが、その時々の良い悪いの微妙な感触が自分で分かるというのが、長い事やっていた経験というものなのでしょうか？

ところが、アーチェリーだと、調子がいいのか悪いのかと言う以前に、弦がタブから離れていくリリース部分の感触が今一自分自身の中に伝わって来ず、何が何だか全くよく分かっていない状態でリリースを繰り返していました。
なんとか、リリースした後のフォロースルーの形やフォロースルー時の気持ちよさみたいな、少し曖昧な感覚でリリースがよかったかどうかを確かめるようにしていました。

そんな時に・・・マイミクの先輩アーチャーに教わった、緩めるリリースを意識していると、なんだかリリースした時の感触が分かるようになって来ました

まだ、弦がタブの中を転がるようなところまで感じる事は出来ないのですが、上手く緩める事が出来た時は、指を弦が勝手に弾いて行くような・・・感覚的には、軽く優しく弦が指を押し出して抜けていくような感じ・・・これが気持ちいいリリースが出来た時の感触です。
一方、駄目駄目なリリースの時の感触は２種類あって、一つが明らかに指が無意味に開いて変な力が入っていた時の感触と、もう一つは、引き方が悪いのか明らかに弦が指に引っかかって・・・感覚的には、もっと早く緩めるべきところ、指のフックの角度が変わらないまま、肘で無理に引いてしまって、弦が転がらず、指に最後まで引っかかって最後にビヨ～ンとなる感じです。

私の今のレベルでは、この３種類のリリースの感覚が確認できるだけなのですが、これまで何が何だか分からなかったリリースの感触が指を通して少し伝わってくるようになったことがちょっぴり嬉しかったりしました