ニューヨーク・タイムズが報道した記事は既に米国であちこちのニュースサイトに転載されており、炎上状態になっている。
問題は、トランプ氏が1995年の税務申告で9億ドル余りの損失を申告したことで、その後の18年間は所得税を払っていないのではないかというもの。リンク先の記事の説明はあまり親切ではないので補足すると、税務申告上で損失が出た場合にはその後の年度の所得と相殺することが認められているということ。米国では一般的には20年後の所得まで相殺が認められているようだが、不動産関係の損失なので18年後までに限定されているのだろう。それにしてもトランプ氏でも18年間で合計9億ドルの（税務上の）所得を稼ぎ出すことはおそらく不可能なので、この間ずっと所得税を払っていなかった可能性が濃厚ということらしい。
9億ドルはあくまでも税務上の損失で、トランプ氏個人が9億ドルの借金を背負ったということではないので、言ってみればボロ儲けの可能性大。トランプ氏は白人男性低所得層が主な支持基盤なので、18年間所得税を払っていなかった可能性が高いというのは支持率に大きなネガティブになりそう。
■トランプ氏、１８年間税金逃れか ＮＹＴが納税記録入手
(朝日新聞デジタル - 10月02日 17:04)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=168&from=diary&id=4221483
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