最近の若い子は、既存作法へのキャッチアップと、既存技術の総括を考えそう
万人がIT技術開発に参加できる今日は、
30年前の昭和と明らかに異なる
2016年の今、
インターネットにパソコンで万人がアクセスできる
パソコンで万人がIT技術を開発できる
インターネットが隆盛してなかった時代は、
工場建設と技術開発は巨大資本をもった一部の人に限定されていたが、
今日のインターネットでは、先進国は当然として、
世界中の発展途上国の中流階級の子供から大人まで
インターネットにアクセスしてパソコンでIT技術を開発できる
こんな世の中で、いままで科学技術分野では全く人材を投入してきていなかった
国から新しいソフトウェアを開発してクレジットに名前を刻んでいる人が現れている
このように爆発的なIT技術の増大は文字通りサードウェーブなわけだが(古い)
最近の若いIT技術者の卵たちは、
一体何を見て何を考えているのだろうか?
社会人になる前の時間のある子供たちは、
限られた青少年時代に社会に出る準備として一体どんなことをしようとしているのか
へたしたら、ジャングルの生態系より多様で複雑で、
相互に密接に絡み合っていて、そのひとつひとつが、
高度に複雑なIT技術が氾濫している今日、
高学年の学生は、こうした氾濫したIT技術を現実の企業が
飼いならすことにあくせくしながら運用している膨大な数のリアルな作法
にキャッチアップしようとしている人と、
さらにIT技術そのものを、一網打尽に総括しようとしてる野心をもった
青少年がいるように思えた。
その一方で、もっと本質的なIT技術本来のど真ん中のすごさを深堀刷る発想が少ないように思えた。
たとえば、人間の頭では不可能な複雑性や大量の解決とか、
これまで人間にしかできなかったことを実現するアルゴリズムの実装とか、
上辺の作法やUIとか、周辺技術のチーム開発の効率性とかの社会人になってからの現実業務の準備に目を向けるのもいいけど、IT技術本来の底力を意識してる人が少ないように思えた
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