ずいぶん昔にもらっていた真空管、6Y6G。どう使おうかいろいろ考えていたところに、うちの社長から古いトランスいらんか?と聞かれた。
出てきたのは住之江にあったころのLUXの電源トランスとTANGOのシングル用出力トランス。
この組み合わせで・・・と考えるといかにも微妙な負荷線しか引けない。
なにしろ電源トランスは280V、6Y6Gの標準電源電圧は200V程度。出力トランスは5KΩ。
しかたないので、電源はMOSFETで安定化電源(約220V)にしてしまった。
出力トランスは8Ωのところに4Ωのトランスをつなぐことにして、見掛け2.5KΩ。
みごとに定石無視のトンでも設計となった。
ドライブには「見た目がきれい」な6EJ7をもってきた。テレビの映像中間周波管で、音声用のアプリケーションなどほとんど見かけない。
増幅率のとれる球なので、負荷抵抗を小さめにして、スピーカー端子とは別に用意した端子からNFBをかけるようにした。いわゆる「リモートセンシング」である。
スピーカーは会社の引越しのときに転がってきた謎の4Ω、口径120mmぐらいの品。これも亡くなった同僚が会社に置いていたものらしい。
で、組み合わせて音を出してみた。
・・・十分なんじゃないか、これ。
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