BIGLOBEニュースの記事に、アメリカの政府系放送局ラジオ・フリー・アジアが、
中国製戦闘機の品質がアフリカで問題となっていると伝えたそうです。
中国の軍事動向に詳しいカナダの民間研究機関「漢和情報センター」によると、
中国は先ごろ南アフリカで行われた航空見本市で、中国が自主開発したL−15練習機と
中国がパキスタンと共同開発したFC−1梟龍戦闘機の売り込みをかけ、
ナイジェリア空軍からFC−1戦闘機の受注を獲得と報じられていました。
ナイジェリア空軍関係者の話としては情報を否定。
「中国製J7戦闘機をこの5年間で12機輸入したが、すでに4機が墜落して大破した。
今は学校の飛行試験で使用しているだけだ」と話しているそうです。
FC−1戦闘機といえばMig-21からの発展型のはずで、アビオニクスなど、
天安門事件に起因する経済制裁で西側のものを使っていないとは言うものの
原型機は信頼性の高いソビエトのベストセラー機、
どこをどういじったら、こんなに落ちるのでしょう?
昔、『グラン-プリ』という映画で
「F1マシンと言うのはただの機械ではなく、愛情を要する。」
と言う三船敏郎氏演じるヤムラモータース社長の台詞が思い浮かびます。
戦闘機もぎりぎりの性能限界を追い詰めるため、
似たような何かが必要なのかもしれませんね。
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