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2016年09月25日20:16

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オーディオ機器の調整

今、Feastrex田中式バックロードが、過去最高の状態で鳴っていると思えるので、ちょっと日記に書き留めておきます。

僕の田中式バックロードとは、Feastrex5インチの、励磁型フルレンジユニットを、らいらいけんさんこと、田中誠氏が設計したバックロードに納めたスピーカーです。

もちろん、当初から相当いい音で鳴っていたのですが、「もっといい音、もっといいバランスになるはずだ」と、色々と試行錯誤を繰り返し、現在に至りました。

らいらいけんさんは、昔からスピーカーには金をかけるが、プレーヤーやアンプはコスト・パーフォーマンスを追及する癖が有ります。

僕は逆に、「音は入口が大切」「プレーヤーは頭、アンプは筋肉で、スピーカーは手足」みたいな考え方なので、「このスピーカーを最良の状態で鳴らすにはどうしたらよいか?」を常に考えていました。

先ずCDトランスポートは、フィリップスのプロ用ピックアップを使用しているDentecモデルを選びました。クロックは特注品です。他社のCDトランスポートと比較視聴しましたが、音の良さは明らかでした。また、これはCD専用機でSACDなどはかかりません。(写真ー1参照)

CDトランスポートとDAコンバーターを繋ぐコードもARの電気式専用コードを使ってます。今までは純銀のクライオ処理コードを使っていたのですが、こちらの方が更に音が良いと思っています。

DAコンバーターは、これもCD専用機ですが、アキュフェーズのDC−91。これは36個のDAコンバーターを並列駆動させた装置で、おそらくCD専用機ではこれに勝るDAコンバーターは無いのでは?と思っています。

さて、アンプですが、迷った末にアキュフェーズのE−560に決めました。純A級プリメインです。5インチのフルレンジ2個を駆動させるだけなのでこれで十分と思ったのです。

このラインアップで、鳴らせば、いやでもいい音で鳴るだろう、と思っていましたが、そう簡単ではありませんでした。このスピーカーは、入力機器のグレードが上がると反応が敏感になり、セッティングや調整の影響をかなり受ける事が分かってきたのです。

そこで僕がやった対策は概ね以下のことです。

(1)スピーカーの置台をしっかりさせて、置台からの影響を防ぐ。
→ 台は大理石板+金属文鎮を使ってますが、大理石板に重しを載せ泣きを防ぐ、間にシートを挟む等の対策を施しました。 これはボディブローのように効きます。

(2)アンプ・DAコンバーターのアースをしっかりと取る
→ 電気式専用アースを使ってますが、この効果は大きい!SNが(更に)良くなって音が「すっ」となり、締まります。

(3)スピーカー励磁電圧を5.4Vにする。
→ 他の調整やセッティングの影響を受けるので、12Vと5V系で悩みましたが、最終的に5.4Vで落ち着いてます。

(4)スピーカー・コードをオーディオ・クエストの電池付のものに変える。
→ 田中氏の純正のコードは、自然な音がしていましたが、いまひとつ面白味が無く、低域バランスがやや弱かった。このオーディオ・クエスト36V品に変えると、音に張りと締まりが出て、低音のバランスもぴったしとなった。この影響は大きかった。

(5)スピーカーのセッティングを調整し、スピーカーが顔面直撃もしくはやや内側に向くように調整。
→ スピーカーから目の覚めるような中高音が飛んで来ないと駄目、もしこのセッティングで低音不足を感じるならば、他で調整しなければならないということが分かった。

(6)Acoustic Revive(AR)の低周波発生器を2個使用し、オーディオ室内と玄関の配電盤付近に設置
→ これはスピーカーエンクロージャの癖、共振を制御する効果がある。一個使用では不自然だったが2個付けるとよくなった。オーディオ機器や調整の影響を受けるので、必ずしも良いとは限らない。

(7)CDに光パルス、消磁器をかける(AR製、写真ー2参照)
→ これにより、CDの音のグレードが上がる、デジタル臭さがとれ、深みが出る。

(8)CDのクランプに超軽量専用クランプを使う(写真−1参照)
→ CDはレコードと違い定速回転では無いので、これを用いることによりエラー補正が少なくなる為か?効果は大きい。


以上、オーディオに興味が無い方には、分からないと思いますが、オーディオ・マニアは少しでも音が良くなることが喜びなのです。これでソースを選ばなくなりました。クラシックもジャズもオケもソロもなんでもこいの音です。

以前は、良いと思っても翌日にはどこかしら不満が出たものだが、今、この設定で一か月過ぎたが飽きがこない。


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