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2016年09月25日20:15

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来場所に繋がる全勝優勝で“有終の美”を飾った豪栄道。

豪栄道が全勝V カド番大関で初
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=2&from=diary&id=4209955
大相撲九月場所千秋楽、昨日初めての優勝を決めた大関豪栄道は大関琴奨菊に一時押し込まれながら両差しで寄り切り、角番大関としては初の15戦全勝で有終の美を飾りました。日本国内出身の力士としては第65代横綱貴乃花以来20年ぶりの全勝優勝だそうで、86年ぶりの大阪府出身力士の優勝と合わせ、まさに歴史的な賜杯ゲットとなりましたね。
今日の一番も琴奨菊に一瞬優勢を許しながらの逆転となりましたが、今場所の豪栄道は劣勢に立たされても瞬時に反撃を仕掛けてそれが決まる一番が多く、強さというより、瞬時の判断力や相撲勘の鋭さが勝つための執念や集中力と相俟って、速い相撲が冴えた15日間だったと思います。悪癖の一つである「引き」がほとんど無く、見ていて、負ける展開が想像できないくらいでしたね。しかし、場所中、来場所の開催地の福岡で準備活動をしていた師匠の境川親方(福岡場所担当部長、元小結両国)は「立ち合いの弱さ」を指摘しており、攻め込まれる展開を作らないで制する一番を重ねることが来場所の課題だと考えているようですね。メディアへの出演や後援者などへの挨拶まわりなどで多忙になり、稽古量に影響する事態にもなるかもしれませんが、部屋として初の優勝力士をどのようにケアしていけるか、境川部屋としてはその度量と力量が試されることになるでしょうね。
と、先場所までの“不安定な大関”とは別人のように鋭い土俵を展開した豪栄道でしたが、二所ノ関審判部長(元大関若嶋津)は「来場所は綱取りの場所となる。優勝なら勿論、(星勘定にもよると思われるが)準優勝でも横綱昇進を諮問することになるだろう。白鵬が戻るはずなので、賜優勝争いはレベルの高い展開になると思われる」とコメントしており、期待も大きくなると思います。
さて今場所の三賞は、殊勲賞が昨日やっと勝ち越しを決めた隠岐の海、敢闘賞が関脇高安、技能賞が遠藤でしたが、一昨日、昨日と連敗だった高安は「今日勝つこと」を条件にしても良かったのではと思いましたが、今日の碧山との一番も立ち合いから何もできずに押し出しに屈して終盤三連敗、10勝5敗に終わりました。二所ノ関審判部長は「来場所は大関昇進がかかる」としていますが、昇進には直近三場所33勝が必要とされるなか、先場所11番の高安としては今日は負けられないはずでしたが、来場所は優勝を狙うくらいの気構えでいきたいところだと思います。
私としては個人的には、遠藤が技能賞だったのは大変良かったと思いますね。今日も錦木を寄り切りに退け13勝2敗としましたが、怪我に悩まされた膝などの調子も良く、「これぞ遠藤の相撲」と思わせる低い当たりが冴えわたった15日間でしたね。最も取りたかった三賞が初の受賞となる技能賞だそうですが、それを取ったことこそが遠藤の復活の証ともなったかもしれません。
その他。大関稀勢の里は大関照ノ富士を寄り切って“帳尻合わせ”的印象の10番に乗せ、敗れた照ノ富士は4勝11敗で来場所角番。結びの横綱同士の一番は日馬富士が鶴竜を寄り切りに仕留め、日馬富士は12勝3敗、鶴竜は10勝5敗で今場所を終えました。また、十両優勝は西六枚目の大輝(八角部屋・24歳)が12勝3敗で来場所の新入幕が有力、序二段優勝は東十二枚目の周志(7勝0敗・木瀬部屋・20歳)が決定戦を制し、今年の一月場所以来、各段の全優勝力士と幕内の三賞力士がすべて日本国内出身の力士となりました。
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