9/20 東京旅行4日目

ここまで、予報に比べてそれほど悪くはなかった天候でしたが、ついに大雨の一日。秋雨前線と台風の接近で、来るべきものが来たというところでしょう。ほんの数分の間、傘をさして歩いていると、ズボンの裾が濡れてしまうほどでした。
しかし、せっかくの旅行中、どこにも出ないでじっとしているという選択肢はありません。雨でも楽しめるところを考え、あの中野ブロードウェイに行きました。中野駅→アーケード街→中野ブロードウェイと、全く雨に濡れずに済むので、まあ良い選択だったと思います。

アーケード街でお土産を買ったり、オーディオ・ビデオ機材の世界で有名なフジヤエービックでイヤホン用の付け替えコードを購入したり、どこまでも続く怪しげなマニア本やらフィギュアやらのお店を横目で見て面白がったり。そんなマニアなお店に負けじと、普通の床屋さんや喫茶店や歯医者さんなどが頑張って営業していたりするのも面白く、まさに混沌の街という雰囲気を醸し出しています。お目当てだったCDショップがあまりなかったのだけが残念でした。
ブロードウェイの地下は食品売り場で、魚屋さんが秋刀魚を売る声もけたたましい。全く別の街に来たかのようで、これまた風情がありました。
ブロードウェイ周辺にもお店が多く、入り組んだ路地に昔ながらの小さなレコード店があったり、晴れていたらもっと色々探索できただろうと思います。

その後、雨に負けずに、ちょっと頑張って再び御茶ノ水へ。土砂降りの道を足早に移動して、まだ訪れていなかった気になるギターショップを二軒回り、それぞれ２本ずつ気になるギターを弾かせていただき、またまた悩むのでした。この旅行中いろいろ高価なギターを弾いたのですが、一番気になったのはやはりビンテージのD-18でした。しかし、この限られた時間と機会の中で大きな買い物を決断するのは、私にとってちょっと無理な話でした。
昨年、プリウォーマーチンのD-18を弾いて衝撃を受けて以来、ビンテージで良いギターを探そうと決心した私。最低でも60〜70万円、事によったら100万円以上の買い物になるかもしれません。私は全く資金に余裕のない貧乏ミュージシャンなので、次に買うギターが生涯最後のギターになると思っています。焦らず、もっと悩んで、じっくり選びたいと思います。

さて、いよいよ今日が東京旅行の最後の日程。最後まで楽しく回りたいと思います(^-^)/！