mixiユーザー(id:10212320)

2016年08月25日01:19

417 view

いたずら、アマゾン、ごじら

和田聡文の「度を越したイタズラ」展、
「えらい人」が居たりして、う〜ん、和田さんって「社会派」?
振返ってみると、やっぱり社会派の造形作家なのかな?

蛭子能収の初期のマンガが、
社会的鬱屈からほとばしり出る悪夢であるように、
それと同様な意味で社会派。

まあ、でも、悪夢は人それぞれだし、
悪夢の執拗さなり、
押しつぶされたあとの絶望的なヘラヘラ笑いも人それぞれなのだ。

ーーーーーーー

アマゾン展

カピバラやらナマケモノやらメタルな色彩の蝶やら、いろいろ、たくさん。
剥製はズラッと並べられていて
なんとなくアマゾン一丁目にオジャマした感じ。
おっ、ここはなんだか危険で面白そうな村だぞ。

映像もいろいろあり楽しいのだが、
ガキが多いのでちょっと疲れる。

ーーーーーーーー

シン・ゴジラ

映画を映画館で見るのは十年ぶりかも。
攻殻機動隊の2かベジャールか、それ以来。
あ、クラチ君のやつと、灰野さんのやつもあったな。
あれは映画館だったっけ?
3年に1本は見てるのかな?

ベジャールのも、ダンス練習のドキュメントみたいなものだったし、
ドラマ映画を観に行くのはやっぱ十年ぶり。

庵野が描く「悪」っていうのは、
いつも通り「正体不明」で、
被害を受けてる人々の「善と悪」とは全く関わり無しの、
わけのわからない「悪」なんだよなあ。

元「文春」の花田編集長が、
ゴジラがなぶり殺しにあってるだけで・・・
というような感想を言ってるが、
旧世代にとって、
ゴジラって「我々同様の核物質被害者」であり
「悪」ではあるのだが、完全な「悪」ではない。
鳴声の哀愁が善悪の境目をゆすってしまうタイプの「悪」
(完全な「悪」はキングギドラ)
庵野ゴジラは別世界に入っている。
「群盲、象をなで回す」タイプの「悪」
「いったい、こいつ何なんだ?」
というところで、解釈放棄の「悪」

話を変えよう。
この映画、面白い。
丸い濁った目の「エラのあるツチノコ」きもい。きもくてすてき。
「春と修羅」えっ?
石原さとみ、かわいい。
前半、政界コメディ、と思ったが、
後半、やるときは、やるヤツがいるんだ・・
う〜ん、簡単にだまされずには・・

ーーーーーーーー

日曜に映画「冬のソナタ」、あれ、ちゃう、
「秋のソナタ」を観に行く予定。
主演イングリット・バーグマン、監督ベルイマン。
どっちも綴りはBergman(ふ〜ん)

とても濃密に暗いスウェーデン映画。
昔観たんだけれど、
「濃ゆくてすごい」という記憶しか無い。

たぶん、ゴジラ同様、
得体もしれず、解決も無い、
母と娘の心理的きしみ。
(ゴジラよりは人間的だが、その分観ててつらさが増す)
3 0

コメント

mixiユーザー

ログインしてコメントを確認・投稿する

<2016年08月>
 123456
78910111213
14151617181920
21222324252627
28293031   

最近の日記