通り魔事件事件は往々にして代償行動であって、「誰が」「どんな相手に」対して行動したのかによって犯行原因の見極めができる。因みに代償行動とは、次のことを言う。
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ある目標がなんらかの障害によって阻止され達成できなくなったとき,これに代る目標を達成することによってもとの欲求を充足するような行動。代償行動がもとの欲求を充足する程度を代償価といい,これは,もとの行動と代償行動との類似度,代償行動の困難度,その現実性の程度が高いほど大である。
(出典;:ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
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今回の事件の犯人は「若い男」で、被害者は女子中学生(14歳)と女子大生(19歳)であり、子どもや老人に対しての事件とは異なる犯行動機であったことが容易に見て取れる。つまりは単に「弱者への犯行」といったことではなく、男性ならばこその生理に纏わる事件ということなのだ。
女性を姦すには「捉まえ・抵抗の排除」が欠かせないのに対して、刺すは「近づく」だけで実行に移せる。「他者の動向」はどちらの場合にも関わってくるが、体力的および労力的には姦すに比べて刺す方が容易である。
■住宅街、女子中学生が血を流し「助けてください」 千葉
(朝日新聞デジタル - 08月23日 23:56)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=168&from=diary&id=4157259
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