痛ましい事件です。
お亡くなりになったお子さんに、心より哀悼の意を表したいと思います。
中学入試をさせる前に、
本当に、誰が(どういう環境にいた人が)有能か、考えてからの方がいいですね。
たとえば、東大しか出世していない会社、研究所などというものは、考えにくいです。
東大が多く出世していても、たとえば、北見工業大や立教大や明石高等工業専門学校の管理職もバリバリと活躍している…そういう企業が多いはずですが。
私が相談されて、中学入試を勧めない理由は、次の通りです。
イ 損である。
開成のボーダーは東大よりも高いと言われています。ここは、ある講演会で、親に話してもわかりませんでした。中学受験は親の努力。努力したものを否定されたくないのが、人情です。まるで、苦労して買った車に唾を掛けられたかのように、「何をそんな馬鹿なことを言っているのか…」という権幕の人もいました。だから、今回の事件が起きたのかもしれません。
稀に、「親に生きがいを与えるため、やりたくもない勉強をしている」という子もいるようです。甚だしきは、そのために、わざと浪人を重ねている者も、医学部専門予備校にはいるほどです。
いわゆる、共依存でしょうか。
そこを、仕切る専門家がいていいと思います。
素人考えですが、「受験家族外来」というような、メンタルクリニックがあっていいと思います。
ロ 創造性を殺す教育が行われているところも多い。
たとえば、単語の暗記をひたすらやらせるなど。ある高校は、偏差値平均が、日本史より数学が20低いほどです。まさにがり勉とは、このことです。いい大学に行っても、頭の中が「傾向と対策」になったら、明るい未来が期待できるでしょうか。
ハ 多様性がない。
麻布と雙葉など、一部の高校は違います。しかし、せめて中学くらいは、親がヤクザだったり、生活保護だったり、美大音大や運動選手を目指す子がいたり、お寺さんなど特殊な環境の子がいたり…というところにいた方がいいと思います。
ニ 階級でモノを考えるようになる。
ある中堅高校のナンパ師的な男子が、目に余るほど、いろいろな女子にアプローチしていました。私の予想としては、「あのセーラー服の碇のマークを見たら、アイツも動くまい」。どんピシャリでした(笑)女子御三家の超美人には、声を掛けなかったのを、「かわいそう」とも思い、ちょっぴりですが「情けない」とも思いました。まあ、誰でも、コンプレックスを持っています。高校生に期待しすぎるのは、酷な話ですが、いたいけもないころからこういう目を見させるものではありませんね。
中学入試の学習塾に、院生時代に、講師として在籍しました。
教室長は、悪い意味での、旧司法試験崩れの人です。司法試験崩れは、学歴主義の人が比率として多い気がします。彼だけではなく、学習塾の先生はそんなもの。例外もありますが、学歴しか取り柄がない人が多いから。ぼくはそうありたくないですが、一般に、取り柄となるものにしがみつくのは、醜いことです。自慢の心理が出ると、その取り柄は跡形もなくすり減りますし。
(外部の人にはわからないと思いますが、塾と予備校は違います
私が苦労して大手予備校に行った理由は、「出世」を目指したのではありません。塾が嫌で予備校が好きだったからです。)
この教室長は、受験指導は巧みですが、とにかく、視野が狭いのです。偏差値がすべてと思い込んでいます。
多くの場合、塾と母親の話し合いは、袋小路に入るだけです。塾の視野が話にならないほど狭いうえに、商売だから煽って、講座を取らせようとするからです。
外部のよきアドバイザーが必要です。
もう一度…
被害者さんは、本当に、本当に、気の毒です。
ご冥福をお祈りいたします。
■父親「中学受験めぐり口論に」 名古屋の小6刺殺事件
(朝日新聞デジタル - 08月23日 12:22)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=168&from=diary&id=4156216
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