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2016年08月07日22:10

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金峰山に登り増富ラジウム温泉に入る

金峰山(2599m)にも行ってきたので、そのことを書く。

秩父山地の最西端の山で、山梨長野県境にある名山だ。

7月29日(土)

前日に秩父から車を飛ばし、瑞牆山荘近くの無料駐車場で車中泊。
朝、目を覚ますと駐車場は満車で、道路にも駐車車両が並んでいた。
土曜日で、二つの百名山の登山口だから賑わっている。

6時頃、登山開始。
駐車場近くの登山口から、よく整備された斜面を登っていく。
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30分ちょっとで富士見平小屋に到着。
ここから1時間ぐらいで、もう一つの百名山、瑞牆山へ登ることができる。
最近パワースポットの山として有名なところ。
瑞牆山は、ずっと前に登ったことがある。
だから今回は省略する。
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8時頃、大日岩に着く。
大きな安山岩の塊だ。
この辺りから、いくつかの巨岩が眺められるようになる。
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さらに1時間ほど登ると主稜線に出る。
樹林限界になっていて、ハイマツが見えてくる。
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たまに岩をよじ登ったりして、頂上に着いたのが10時だった。
たくさんの人がいた。
今日は土曜日だし、東京から近い人気の山だからなあ。
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スマホをいじっている人がいる。
「ここにはポケモンがいない!」
なんて言っていた。

頂上のすぐ北に五丈岩がある。
高さ20メートルの巨石だ。
三角点のある頂上より高いようだ。
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ちゃんとルートがあって、クライミングができる人なら行けそうだ。
わたしも登ろうと思ったけど、順番待ちができていたのでやめた。
また季節外れの静かなときに来たら登ってみよう。


往路を下りる。
なにごともなく、車に戻る
午後1時だった。

近くにある「増富の湯」へ行く。
ここは増富ラジウム温泉の日帰り入浴施設だ。
有名な放射能泉だ。
この温泉の放射線量は計算したら1リットルあたり約130ベクレルだった。
ちょっと身体を洗うぶんには癌になる心配はない。

おみやげコーナーに冊子が売っていた。
「放射能泉の安全に関するガイドブック」というタイトル。
全国の放射能温泉が協力して作った本だ。
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「原発事故から、全国の放射能温泉は風評被害に悩まされてます。放射能泉の安全を知ってもらうために作りました」

中身を読んでみると、放射能は身体にいいという「放射線ホルミシス」の論文ばかりが集めてあった。
これは不公正だ。
「ホルミシス仮説」の正反対な考え方である「LNT仮説」がまったく紹介されていない。
LNT仮説というのは、ちょっとの放射線・低線量被曝でも人体に有害だという説。
どちらが正しいのか、測定が難しいので判定ができていない。

売店のおねーさんに、このことでクレームをつけてやろうかとも考えた。
でも、キチガイオジサンだと思われるからやめた。

それに増富の湯は、いいお湯だったし。

のんびりと国道20号線を走って、杖突峠を越えて伊那へ出た。
そこからは面倒だから中央高速に乗って帰った。

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