mixiユーザー(id:597544)

2016年08月07日00:42

215 view

第14回東京電撃映画祭(平成28年7月30日土曜日)

今回のテーマは「監獄病棟2041」と「監獄病棟2042」。
ゲストは「2041」の主演の名無しの千夜子さんと助演でいつもはサンダーボルトガールの黒木歩さんと晴香いくさん、「2042」の主演の緒川凛さん、助演の青山真希さん、そして両方に出演されている隠れ主人公役の稲葉凌一さん。サンダーボルトガールとして如月ジュリさん他。
「監獄病棟」は2020年代に日本人の9割が頭部に精神状態を把握する装置をセットされ、政府機関が国民一人一人の暴力衝動等を把握、犯罪につながる(誰かに対する強い怒り等)感情が基準値を超えた者は施設に入れられ処置される様に成り、又、セックスも制限されてほぼ20年が経過した日本を舞台にした一種のディストピアもののシリーズ。男性陣は二作共通。又、一作目のヒロイン名無しの千夜子さんは、二作通して声の出演もされている。
「監獄病棟2041」は名無しの千夜子さん演じるヒロインが病棟に送られる所から始まる。世の中の状況に不満でデモを計画して呼び掛けた処、収容される事に成ったもので本人は字ぷんは正常だと主張するも理不尽な扱いに怒れば数値が上がってしまう為、怒って抗議をする事も出来無い。そして中で引き篭もりが過ぎて収容された女性(黒木歩)と数値が異常に上昇してしまうのを承知でセックスの快楽を貪り収容された女性(晴香いく)と出会う。病棟では装置のセットを免除されている(実質的に日本を支配する1割の特権階級)院長(稲葉さん)自身に依る夜毎の患者とのセックス治療や本性は異常な程ドSなスタッフ(まともなもう一人のスタッフに制止される程)に依る服従を誓わせる治療、電気ショックに依る治療等が有り、ヒロインは脱出を試みるが失敗。入院仲間の晴香いくは想う存分セックスが出来るので嬉々として院長とのセックスに臨み、黒木歩はますます自分の殻に閉じ篭って行く。しかし院長には個人的な目的が有った・・・。官能SFホラー。
「監獄病棟2042」は緒川凛さん演じるヒロインが病棟に送られる所から始まる。実は彼女は潜入捜査官で、入院患者の死亡が異様に多い事から実態を突き止めようとしていた。何処か幼い少女(さくらここる)や世を拗ねた態度の女性(青山真希)が入院していて、される事は「2041」と同じ。そこで面を被った謎の女性にヒロインは襲われる。少女に同情的なヒロインは少女に自分の身分を打ち明けて励ます一方、先に潜入していた先輩の捜査官(まともな方のスタッフ)と協力して調査して行くが、彼女の前に突きつけられた真実は・・・。官能サイコホラー。
二作通しての見所は何と云っても場内大爆笑ものの稲葉さんのセックスの際の顔芸!実に見物だった。稲葉さんは爆笑が起こった時「こっちは真面目にやってる」から笑うなと云われたが、監督から笑いを取れる様に演出したのだと云われ、驚いておられた。ご自分でギャグに成っている事に気付いておられなかったらしい。
更に海外から前にこの映画祭でも上映されたジル監督の新作「The Stylist」を字幕付きで上映、仕掛け人の方と字幕に協力されたスティーヴさん(だったかな?)もゲストで壇上に上がられた。尚、一部でジル監督が来日・・・の様な噂が流れてしまっていたとの事で、仕掛け人の方が壇上でこの映画祭恒例の土下座をされた。作品自体は前作もそうだったが、ホラーと云うより小説で云うと「奇妙な味」と云われるタイプのショートムービー。人を選ぶかも知れないが、独特の味わいが有る。
他に麻雀もののVシネを一本上映、稲葉さんや森羅万象さんが出演されていたが、麻雀のルールが判らないので、展開や意味が不明な所が色々有った。
今回のイベントはDVD付きで入場時に「2041」と「2042」のどちらか希望するものを渡され、それを持って二人のヒロインがそれぞれ陣取る机の所に行ってサインを頂く形。わたしは一作目の方を頂き一作目のヒロインや助演の方々にサインを頂いたが、同じ考えの方が多いのか千夜子さんのファンが多いのか、みな千夜子さん達のブースばかりに並んでしまって緒川さんが誰も来ないと騒いでおられた。
会場は地下一階だがしばしばポケモンが出現。休憩時間にコンパンなどを捕まえていたら如月ジュリさんが隣に来られて「あ、ポケモンですか」で隣に座られて、わたしが捕まえたらジュリさんも隣で捕まえておられた。コンパンやニョロモがよく出て来た。
2 0

コメント

mixiユーザー

ログインしてコメントを確認・投稿する