昨晩はあるコミュのオフ会でとても嫌な思いをした。心ない人はどこにでもいるもんだね。
今日の帰り道TSUTAYAで、イギリス映画「おみおくりの作法」を借りてきた。「おくりびと」のイギリス版のような映画らしい。以前、どこかでこの予告編をみて気になっていた。でも僕が普通、好んでみる映画ではない。しかし、今日はなんとなくこの映画をみると昨晩の傷が癒されるような気がして、手が伸びた。
原題STILL LIFE、いきなり墓場の風景から始まるw
主人公はロンドン市役所のケニントン地区民生係の男性。孤独死した人の係累を捜して遺品を手渡す仕事をしている。謹厳実直を絵に描いたような役人ジョン・メイ。
そして身寄りが見つからない人、身寄りの人から参列を拒否された人の葬儀に一人で参列する。それが終わると遺骨を散骨して、遺影を彼のアルバムに入れている。
彼自身も単身者で、市内の墓地に自分の墓となる土地を持っている。
ところが22年続けた仕事と、経費節減のためという理由で、突如解雇される。イギリスの役人は転属ではなく解雇になるのかなぁ。理不尽のように思う。
最後の案件は、自分のアパートの真向かいで孤独死した老人。そこには老人の娘のアルバムが残されていた。彼はこの案件3日以内で処理して辞職するよう、自分よりも若い上司から通告される。
そしてその老人のきれいな娘さんと心通う。ところが。。。
彼は報われたのかなぁ。ちょっと複雑な気持ち。。。
でも仕事を実直に続けることの意義は伝わったと思いたい。
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