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2016年07月28日07:27

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「300万円で関東限定の放送枠20分」ってお買い得?

最初政見放送を見てしまったときは、余りの気○いぶりのドン引きしたものだけど、
この記事のコメントを見ると、意外に本人まとも(?)なようで。

要するに供託金¥300万を没収される前提で、10分×2枠の「NHKでしゃべる機会」を
買ったということ。

・・・ただ、やはり本質的なところで間違いだらけ。

『政見放送は、候補者が自由に言論等を表現する場』。
自由に表現することが許されるのは言論ではなく、政見や公約、立候補にかかわる内容。
間違っても『ポコ☆ン』云々を語ることが許されるわけではない。

あと、「¥300万の供託金を払うんだから自由を認めろ」的主張も間違い。
こいつが出馬することで、選挙費用50億のいくばくかは、こいつの為に浪費されることになる。
NHKの政見放送だって、費用がNHK予算なのか選挙費用からかは判らないけれど、
少なくともこいつのポケットマネーで作られているものではないことは明らか。

だからといって、供託金の額を上げたり立候補時に選挙管理委員会で絞り込みを行うとか
制限を付けるのも、「お金は無いけど真面目に立候補したい」人の道をふさぐことになるわけで。

そのリスクを考えると、これは許容しなければならないのだろうな。

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■後藤氏政見放送「ポコチン」など性的発言ごっそり削除、NHKが踏み切ったワケ
(弁護士ドットコム - 07月27日 17:12)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=149&from=diary&id=4114171

7月25日夜、NHKで放送された東京都知事選の「政見放送」で、候補者の一人である後藤輝樹氏の音声の大部分が消去されて放送されるという異例の事態が起きた。後藤氏が、ニコ二コ生放送で公開した「ノーカット版」とされる映像と照らしあわせると、「ポコチン」や「キンタマ」などの性的な発言が消去されたようだ。

政見放送は公職選挙法150条によって、「録音し若しくは録画した政見をそのまま放送しなければならない」と定められており、原則として、内容を編集したり消去することが禁じられている。

なぜNHKは、音声を消去したのだろうか。弁護士ドットコムニュースがNHKに取材したところ、広報担当者は、「公職選挙法150条の2の規定をふまえて、過去の最高裁判決をもとに、東京都選挙管理委員会の見解も参考にした上で、削除をした。(後藤氏の発言が)放送禁止用語だったからという短絡的な理由ではない」と話した。

過去の最高裁判決とは、1983年の参院選に立候補した故・東郷健氏の政見放送で音声が一部削除され、同氏が音声削除を不服としてNHKを相手に起こした裁判だ。1990年に下された最高裁判決では、同氏が発した差別用語が、「他人の名誉を傷つけ善良な風俗を害する等政見放送としての品位を損なう言動を禁止した公職選挙法150条の2の規定に違反する」などとしてNHKの主張が認められ、同氏の敗訴が確定した。

●後藤氏「明らかに憲法違反です」

後藤氏は7月26日付けのブログで、政見放送の大部分が消去されて放送されたことについて、次のように不服を述べた。「自分の人生懸けて、命を懸けて、この都知事選という大一番の局面に『ポコチンの時間』をぶつけてきた訳ですよ、僕は。それを、あそこまで、修正、カットするかね。大人は。ポコチンくらい言わせろよ、バカやろうと思います」。また、「政見放送は、候補者が自由に言論等を表現する場。明らかに憲法違反です」とも述べた。

一方で、「NHKや東京都選挙管理委員会とも色々やりあいましたけど、彼らには彼らの立場や常識というものがあり、ご迷惑をおかけしたと思います。申し訳ございませんでした」と謝罪。ツイッターでは、「でも消去されて却って面白くなったかもしれない」とつぶやいていた。


(弁護士ドットコムニュース)

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