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2016年07月27日08:34

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「意思疎通のできない相手」を人間と扱わない思想

確かに、個人的には人間の定義を「意思疎通ができる存在」だとは思っている。

では「言葉を覚える前の乳幼児」は人間じゃない?
・・・そんなことはもちろんない。たとえ言葉で伝えられなくても態度や表情で
ちゃんと意思は伝えてもらえる。
こちらの言葉は通じなくても、同じく態度や表情で伝えることだってできる。

違う言語を用いる外国人相手だって、同じこと。

じゃあ「精神障碍者」はどうなのか?
そりゃ普通の人と比べると意思疎通は難しいだろう。イラつくことも多々あるとは思う。
※なので、個人的にはあまり積極的に接したいとは思わないけれど。
  だからといって遭遇した際に排除したいとは思わないが。
でも、意思疎通ができない存在だとは決して思わない。
ただちょっと、物事の受け取り方とか感じ方が他の人たちと違うだけ。

介護職に就いて徐々におかしくなっていった、とのことだけど、やはりどう考えてもこの犯人、
考え方が浅すぎる。
「意思疎通のできない相手」と見做しているのは、単に自分が愚かなためなだけ。

「障碍者を物理的に排除することが社会の為」なんて思想も、ある意味使い古された思想。
更に衆院議長あての手紙の内容が本気で酷すぎる。
二年で出所? 別名義の人生の提供? 報酬5億円?
なんだそりゃ?

逆にここまでいくと
「意思疎通を『したくない』相手」として人間扱いしない
とまで、思いたくなるかもしれない。

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<相模原殺傷>「殺害」口走る容疑者 注意しても聞き入れず
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=2&from=diary&id=4112962

 相模原市緑区千木良の知的障害者施設「津久井やまゆり園」の殺傷事件。植松聖容疑者(26)は、津久井やまゆり園から歩いて10分ほどの住宅が点在する地域で暮らしていた。2階建て住宅の玄関周りは雑草が伸び、手入れされた様子はうかがえない。近所の人によると、4〜5年前まで両親と3人で暮らしていたが、両親が東京都の郊外に引っ越した後は1人だったという。

 やまゆり園によると、植松容疑者は2012年12月に非常勤職員として働き始め、13年4月に常勤職員となった。当初は熱心に入所者の世話をしていたが、次第に様子がおかしくなったという。

 元職員の女性(74)は「14年秋ごろ、現役の職員から(植松容疑者が)施設内で入所者に暴力を振るって困ると相談を受けた」と打ち明ける。

 今年2月14、15両日に植松容疑者が衆院議長公邸を訪れた際「障害者を抹殺すべきだ」との内容の手紙を持っていたため、園はすぐさま植松容疑者と面接した。その結果「障害者を守る立場としてふさわしくない」と判断し、2月19日に自主退職させたという。

 関係者によると、植松容疑者は小学校教諭を目指して11年5〜6月、近所にある母校の小学校で教育実習をした。4週間にわたり3年のクラスを担当。子どもたちともすぐ打ち解け、一緒にドッジボールやサッカーをするなど慕われている様子だったという。指導した40代教諭は「きちんと児童とコミュニケーションを取って授業をしていた。本当にショックだ」と話した。

 植松容疑者と親しかったという小中学校の同級生の会社員男性(27)によると、中学時代はバスケットボール部に所属し勉強もよくでき、周囲を笑わせることが好きな明るい性格だった。高校は八王子市の私立高校に進学し「将来は教師になりたい」と語っていた。

 しかし、男性が今年4月に植松容疑者から呼び出されて久々に会うと、「障害者はいらない」「税金の無駄」と一方的にまくしたて、「一緒に殺そう」と誘われた。その発言を否定すると逆上したという。事件の2日前の24日にも電話が掛かってきたが出なかった。男性は「まさか本当にやるとは。信じられない。これはテロだと思う」と憤った。

 1年半ほど前から植松容疑者が通っていた理容室の男性店長(44)にも「養護学校の教師になりたい」と語っていたが、今年3月に来店した際は「意思疎通ができない重度の障害者の人は生きていてもしょうがない」と突然言い出した。男性が「人を助ける仕事をしたいと言っていたのにいつ変わったの?」と尋ねると「最近です。神からお告げがあった」と語ったという。

 相模原市の入れ墨師の男性(47)は約半年前、知人の入れ墨師のスタジオで偶然、植松容疑者と出会ったという。植松容疑者はこの知人に入れ墨を彫ってもらい、見習いとしても働いていた。男性によると、園を退職後、しばしば知人に「障害者を殺してやる」と口走っていた。注意しても聞き入れず、知人は植松容疑者との交流を断った。男性は「何が背景か分からないが、弱い者いじめはいけない」と語気を強めた。【垂水友里香、杉直樹、木下翔太郎、遠藤大志、杉本修作、松浦吉剛】

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