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2016年07月26日23:13

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一度も植民地になったことがない日本

 デュラン・れい子さんの「一度も植民地になったとがない日本」を読みました。

 タイトルから歴史的な話をまとめた本なのかと思い購入したのですが、読んでみると、ヨーロッパ暮らしをしているおばちゃんが感じたカルチャーギャップをまとめた本で、ヨーロッパに住むいわゆる普通の人達の感覚や、その文化の違いからくる誤解などが書かれており、所々は思わずクスリと笑ってしまうものの、全体を通じてみると、作者がイマイチきちんとそれらの事に反論できておらず、日本人である私としては非常に歯痒くもどかしい感じがしました(´'ω'`)

 特に9・11のテロと神風特攻隊を同一視する相手に対しては日本人なのですから呆れてないできちんと反論して欲しかったですし、後半のしつけに関しても、電車内で騒ぐ子供をきちんと注意しないのを見た作者の友人の外国人女性に、「日本人は子供を叩いたり、しつけができない」と言われ、それに反論せずに同調したするのですが、子供を怒る時は叩いたりせず、一人の人格ある人間として扱い、きちんと論理立てて話して納得させルールを守らせるっという全く真逆の事を言いだしたのは、私の知る限り人権意識の高い?ヨーロッパの白人たちだったような記憶があるので、「アカンことはアカンでシバいて教えてたのを批判したのはお前らやろう!!それに日本よりも遥かに犯罪率が高くて、テロもバンバン起こっている国々の教育や社会システムが優れているとは思えへんわ!!」っと何故ハッキリと言ってやらないのかと非常にイライラしましたね!!

 色々書いてあるが、要は言葉が話せてもきちんとした考えを持っていなければ何も喋れないのと同じだと思いました(´'ω'`)
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