亡き同級生の墓参り

大学同級生のＭ君は３０代後半で過労からか脳内出血で倒れた。その後ある程度回復したけど、教壇には戻れず、勤務先の高校で図書館司書をしていた。その後、お父さんも亡くなると、お母さんが認知症になり施設に入った。彼はヘルパーさんの助けを借りながら、一人暮らしていた。それが昨年、自宅で急死した。脳内出血の再発だった。

僕はお葬式に行けなかった。その後、僕の教え子のＯさんがかつてＭ君の同僚だったことから、一緒にお墓参りしようということになった。でもお墓の場所が分からず。それで、Ｏさんは仕事の合間に捜してくれた。昨年の後半お墓の場所が判明。それではいつお参りするか、何度も調整していた。

そして今日、Ｏさんから２９日はどうですかという打診があった。僕は前日会議、翌日研究会という狭間のピンポイントでOK。ようやく日程が決まった。

ということで、彼女の案内でお墓参り、その後、Ｍ君を偲びながら二人で献杯することになった。

なんか不思議な気分だ。冥界のＭ君が喜んでくれるといいが。