角田光代さん、恒川光太郎さん、万城目学さん、森絵都さん、米澤穂信さんの短編をまとめたもので、好きな作家さんが集まっており大喜びで購入したのですが、この本の為に書き下ろしたものではなく、他のものに収録されている短編を集めてきた本だったので少々ガッカリしてしまいましたね(´'ω'`)
特に万城目さんの「ローマ風の休日」は鴨川ホルモーのスピンオフ的な作品である、「ホルモー六景」に収録されていたものですでに読んだ事があり、「面白いけど、これ単独で読んでもよく分からへんのちゃうの???」っと疑問に思ってしまいましたね(>_<)
恒川さんの「秋の牢獄」はまだ読んでいないのですが、単行本を持っているのでそちらの方で読む事にして今回は読みませんでした。
という訳で残った角田さんと森さん、米澤さんの短編を読んだのですが、やはりなんというか、面白くない訳ではないのですが、休日という一つのテーマでくくられてはいるものの、やはり世界観がバラバラで、どうしても読んでいて勢いというか、最後まで流れに上手く乗れず終わってしまったという感じです(×_×)
こういう色々な作家さんの話を集めたものって、なかなか良いものもあるのですが、収録されている作品の相性みたいなものが合わないと、本としてはまとまりのあるものにならないのだと思いましたね。
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