夢を捨てきれずに転落しただけの話し

自分の力だけで達成できる欲望はともかくして、他者の援助受けないと達成できない欲望には注意深くなるべきである。それは自分と他者の利害は往々にして一致しないために、自分の目論見通りに他者が行動する保証はないからだ。

グラビアを勧誘してきた男性との会話において「自分には音楽で身を立てたい夢がある」といったことを話したこと自体はともかくして、音楽でデビューできるかもしれないと思ってしまったのは幼い考えである。勧誘はあくまでもグラビア撮影であって音楽関連ではないためだ。

グラビア撮影であれば脱ぐなりすれば準備完了である。しかし音楽については特別の才能を持っているならともかく、そうでない場合には使いものにならない。にも関わらず「グラビアから入って、まずは名前を広げよう。音楽はそれから本格的にやればいいよ」とか『自分で歌詞を書いていることを伝えると、「どんどん持ってきて見せて」』とか言われて舞い上がってしまったのだろう。

そして相手の言うがままにヌードになり、AVに出演するまでになっただけのことであって、要は身分不相応な夢に付け込まれて転落しただけの話であって自業自得というものである。

■AV出演強要、ユーチューバーの過去　「音楽デビュー信じた自分」
(ウィズニュース - 07月14日 07:00)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=220&from=diary&id=4092528