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2016年07月10日13:50

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アシェット発 3Dプリンタキット発売

先日近所の本屋に立ち寄ったら、某デアゴと並ぶマガジン付きキットメーカーの
「アシェット・コレクション・ジャパン」から3Dプリンタ組立の新シリーズが出ていた。

だが、アシェットのHPを見ても該当する製品は載っていないので、もしかしたら
「地域限定・試験販売」みたいな扱いなのかも?

アシェットの3Dプリンタというと、過去にデアゴのそれと合わせて始めたシリーズを
僅か4号で中止したという前科もち。今回一気に第三号まで発売されているけれど
はてどうなることやら?

アシェットの信頼性はこの際置いておくとして、純粋に提供される「3Dプリンタ」が
如何なものか? というと・・・3Dプリンタの何たるかを知らない人以外は
手を出さない方がよさそう。

全80号で完結、一冊¥2,000(+α)ということは、総額¥160,000
実はこの金額を払うぐらいなら、あと¥30,000程度足すだけで、
「キットの元になった、2倍以上の性能を持つ完成品」が即入手できる。

一応キットの方もベース製品の性能に近づけるオプションを発売する予定もあるらしいけれど、
それを購入すると価格的にほぼトントンで、差といえば毎号付属のマガジンの記事だけ。

よって、既に3Dプリンタを運用した経験があって、2台目にちょっとハイスペックのマシンがほしい、なんて人には全くと言っていいほど不向きな商品。
大体完成品入手が1年半も先だとしたら、ベース機が低価格化していたり後継機が発表されていたりと悲しい展開になる可能性大。

今から「3Dプリンタを組立から学びたい」というなら、実はデアゴのシリーズをまとめ買いすることも可能。デアゴのキットは「3Dプリンタ初期の製品」を原型としているので、ノウハウとかがネット上に結構広まっているし、コミュニティも存在する。

よって、アシェットのシリーズを検討している人は考え直した方が良いのでは?と思う。
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