長嶋有さんの「タンノイのエジンバラ」を読みました。
本のタイトルにもなっている「タンノイのエジンバラ」の他に3編の短編をまとめた本なのですが、2つ目に収録されていた「夜のあぐら」はまだ事件らしい事件が起こる(起こす)ものの、他のものはやはり特に何も起こらず、終わり方もなんだか中途半端で、先日読んだ「猛スピードで母は」同様に読んでいて少々退屈してしまいましたね(´'ω'`)
また、作中に漫画やミュージシャンなどの固有名詞が沢山登場するのですが、それがそういった事で読者に共感を得ようとする小細工の様に感じ、ちょっとキツイ言い方ですが、そういう媚びたところが鼻につき、あまり面白くなかったです(>_<)
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