今ちょうど、「支持政党なし」所属の候補者が政見放送をしているところ。
とりあえず、「支持政党なし」という政党名。引っ掛けというか一種詐欺的な匂いを感じる。
それより問題なのは、『政策はなく、個別の法案については個別に判断する』
「その判断は、その都度HP上でアンケートを取り、投票結果に応じて行う」という方針。
ごく最近、イギリスにおいて「行き過ぎたポピュリズムがどういう結果を生むか」という実例を
突きつけられたばかりなのに、「判断を国民に任せる」って?
まぁ他にも、そもそもHP上での投票結果とやらが本当に信用できるのか(何らかの操作が入らないか)とか、いろいろ不安要素はあるものの、大元の基本方針が最悪すぎる。
一応国会議員は「国民の選良」ということになっていて、それなりの仕事をこなす故に国税より報酬を得て、成果が認められなければ次の選挙で否定される。
それなりに責任を負った立場の筈。
だけど「支持政党なし」の活動は、ただの窓口レベル。判断をすることなく、結果に責任を負うこともなく、歳費だけは人並みにもらうという。
一見直接民主制の皮を被っているだけに悪質ではないか?
ログインしてコメントを確認・投稿する