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2016年05月27日06:35

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新解 如来寿量品第十六−115(P190)

つぎに、世尊はこうお説きになります。

所以(ゆえ)は何(いか)ん、如来は如実に三界(さんがい)の相を知見(ちけん)す。生死(しょうじ)の若(も)しは退、若しは出あることなく、亦(また)在世及び滅度の者なし。実に非(あら)ず、虚(こ)に非ず、如に非ず、異に非ず、三界の三界を見るが如くならず。

これもまたたいへん難解な一節です。まず、ことばの意味から解説したほうがいいでしょう。「所以は何ん」というのは、「いま、如来の教えは、その現われはいろいろちがっても、すべて真実であって、嘘やムダなものは一つもないと説いたが、そのわけはなぜかといえば、つぎのようである」というのです。
三界(さんがい)
「三界」というのは、いろいろな解釈のしかたがありますが、普通の解釈に従えば、人間の住んでいる世界(目に見える世界と目に見えぬ世界をひっくるめて)を三つに分け、欲界・色界・無色界とした考えかたです。
 欲界というのは、五欲に満ちたわれわれの日常生活です。色界というのは、心の中で考えられる世界ですが、しかしそれは、ある形をもって考えられる世界です。普通われわれが心で考えるいろいろなものごとです。無色界というのは、形もなにもない、純粋に心の中だけの世界であって、座禅その他の行によって精神を統一すれば、そういう世界に達せられるとされたものです。


今日は7時過ぎから松山に出張です。
船で四国に渡るので、時間がかかり、
向こうで打合せをして帰ると21時すぎます。
ま、船の便数が少ないのもありますが、
時間的には、東京に行く方が断然早いです。
わっはっは

ってな感じの
金曜日です。
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