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2016年05月26日07:07

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天龍寺塔頭宝厳院の特別拝観

写真は宝厳院のホームページhttp://www.hogonin.jp/index.html
より拝借した画像。

京都市右京区嵯峨天龍寺芒ノ馬場町36にある、世界文化遺産天龍寺の塔頭寺院、宝厳院(ほうごんいん)は、通年の拝観はできませんが、毎年春と秋に期間を定めて特別拝観が行われています。この春(2016)は6月30日(木)までです。


宝厳院は、臨済宗・天龍寺塔頭です。1461(寛正2)年、聖仲永光禅師を開山に迎え創建されました。もとは上京区禅昌院町にあり、細川頼之の昭堂を寺としたといわれています。応仁の乱の兵火に会うなどしましたが、豊臣秀吉の恩顧によって再建されました。1972(昭和47)年より天龍寺塔頭弘源寺の境内にありましたが、2002(平成14)年1月に現在地に移り再興しました。「都林泉名勝図会(みやこりんせんめいしょずえ)」にも掲載された、嵐山を借景とする回遊式庭園「獅子吼(ししく)の庭」は紅葉と巨岩を配した庭園です。本堂障壁画「風河燦燦三三自在」(田村能里子画伯筆)があり、特別公開時にのみ公開されています(今回も見られます)。2003(平成15)年に、庭園内に大正時代に建てられた茶室が修復を終え、「青嶂軒(せいしょうけん)」と名付けられ、茶会会場としても利用されるようになりました。

ちなみに田村能里子画伯の作品は、日本郵船の先代の飛鳥の船内に壁画作品が飾られ、ドイツに売船されてアマデア号となった現在でも飾られています。


拝観時間
 9;00〜16:30受付終了(17:00閉門)
拝観料
 庭園500円
 本堂・襖絵500円別途

詳しくは↑のリンク先へ。


嵐電(京福電鉄)「嵐山(あらしやま)」駅〜西へ、天龍寺境内を通り、法堂の手前を南へ、徒歩約6分。
JR「嵯峨嵐山(さがあらしやま)」駅南口〜南へ、嵐電の踏切を渡らず西へ、天龍寺境内を通り、法堂の手前を南へ、徒歩約14分。
阪急「嵐山(あらしやま)」駅〜北へ、中之島公園を通り抜け、渡月橋を渡ってすぐ西(上流)へ、遊覧船のりばのところを北へ、徒歩約19分。

嵐山地区の路線バスは平日と土曜休日とで経路が異なり複雑ですので、電車でのお越しをおすすめします。

自家用車の方はパーク&ライドhttp://www2.city.kyoto.lg.jp/tokei/trafficpolicy/kankochi/index.html
パーク&ライドとは、自家用車は混雑する場所には乗入れず、離れたところに駐車して公共交通に乗り換えることです。嵐山へは、大津エリアの浜大津駅付近、長岡京エリアの西山天王山駅付近がおすすめです。


(参考)田村能里子オフィシャルホームページ→http://tamuranoriko.yukigesho.com/


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