「神との対話」この素晴らしさを言葉で表せというほうが酷だ。
言葉は無力、為す術もない。
まだ一度しか読んでいない。何度も読み返したい衝動に駆られる。読もう。
この「神との対話」1〜3は、巻が進むにつれて厚くなる。読み応えは十分だ。
スラスラ読める。
少しも苦にならない。
肝心の内容だが、著者であるニール・ドナルド・ウォルシュ氏が体験した神と名乗る方との質疑応答を記録したものだ。
自動書記とでもいえばいいのか、インスピレーションとでもいえばいいのか、彼が便箋に質問を書くと神から返事があるのだ。
これが本当に神からのメッセージなのかは、さして重要ではない。そこに書かれた内容に注目すべきなのだ。
ここに登場する神は、とてもフランクである。
距離感がとても短く感じる。いや、一体という表現のほうが正しいかもしれない。
これは私の個人的な見解なのだが、この本に出てくる「神」とは、地球人の魂の浄化向上のための使命を帯びた高級霊からの通信ではないかと思う。
神といっても、我々地球人とコンタクトをとるには波長を下げなくてはいけない。それも、ある程度まで上がると下げることができなくなる。
ということは、我々とコンタクトを取れる階層のスピリットの存在が出てくる。
そのスピリットはさらに高い階層から送られてくるメッセージを中継しているのかもしれない。私はそう考えている。
その神から送られてきたメッセージは、なるほどと得心させられるものであった。
政治的なことや、この地球という星のこと、そして我々人類についてなども語っている。
読み進めていくと、この地球に住む人類はまだまだ未熟だと気づかされる。
当然私自身もだ。
でも決して自分を卑下してはならない、それはイコール神を卑下することになるからだ。
なぜなら、あなたはわたしであり、わたしはあなただから。
神は自らに似せて我々を創造した。それは、神が自らが何者であるかを知るためだ。
すなわち我々すべてが神性を宿しており、皆が神の子である。
そう、すべての人がである。
ただ一つ断言できることは、私の語彙力ではこの本の素晴らしさを表現することは難しいということ。
それでも私はお薦めしたい。
三部作すべてでなくてもかまわない。
どれか一冊でもいい。
読めば必ず他のも読みたくなる。
事実私はそうだった。
そして、これは数々の霊界からのメッセージに一貫していることだが、「魂は死なない」この言葉に尽きる。
この本に出会えたことは幸せだ。
本当に幸せだ。
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