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2016年05月19日06:39

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瑠璃光院の特別拝観

写真は瑠璃光院のサイトhttp://rurikoin.komyoji.com/photogallery/
より拝借した画像。

京都市左京区上高野東山55番地にある瑠璃光院は通常非公開ですが、5月31日(火)まで特別拝観として公開されています。


「八瀬」は「矢背」とも記されるように,壬申(じんしん)の乱(672年)で背に矢傷を負った大海人皇子(おおあまのおうじ)(天武天皇)が「八瀬のかま風呂」で傷を癒したことから,平安貴族や武家の時代を通じて「やすらぎ」の郷として長く愛されてきました。

この地には,当初,明治に建てられた別荘があり,三条実美(さんじょうさねとみ)はこれを「喜鶴亭(きかくてい)」と名づけ,直筆の命名額が当院に残されています。喜鶴亭は茶室名として現在も受け継がれています。

その後,昭和初期にかけて,12000坪の敷地に東山を借景とした築庭と延べ240坪に及ぶ数寄屋造りに大改築されました。建築にあたった棟梁は,京数寄屋造りの名人と称された中村外二(なかむらそとじ),築庭は,佐野藤右衛門(さのとうえもん)一派の作と伝えられています。

その後現在まで,日本情緒あふれる名建築・名庭として著名人をはじめ多くの人々に親しまれ,近年では囲碁本因坊や将棋名人戦の舞台にもなったことが知られています。

山門を入ると,数十種類のもみじや苔,数百本の馬酔木(あせび),比叡山の伏流水が,主庭「山露路(やまろじ)の庭」,「瑠璃の庭」,「臥龍(がりょう)の庭」を四季折々の趣で彩っています。

瑠璃光院のホームページ→http://rurikoin.komyoji.com/


拝観時間
 10:00〜16:30受付終了(17:00閉門)
拝観料
 2000円


瑠璃光院へは、

叡電(叡山電鉄)「八瀬比叡山口(やせひえいざんぐち)」駅〜高野川対岸を南(下流)へ徒歩約5分。
京都バス10・16・17・18・19「八瀬駅前(やせえきまえ)」停留所〜東へ、高野川を渡り比叡山へのケーブルカーの駅前を通り抜け南(下流)へ、徒歩約7分。

駐車場なし。自家用車の方はパーク&ライドhttp://www2.city.kyoto.lg.jp/tokei/trafficpolicy/kankochi/index.html
パーク&ライドとは、自家用車は離れたところに駐車して公共交通に乗り換えることです。叡電は出町柳駅で京阪線に連絡しているので、リンク先の地図のうちから京阪線に近い駐車場をお選びください。

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