mixiユーザー(id:26661862)

2016年04月27日11:45

528 view

失注して良かったのでは?

そもそも防衛省だの海自だのの現場サイドが乗り気でなかった案件だし。

政府側の「武器輸出の切っ掛けにしたい」目論見自体は解らんでもないけれど、
コリンズ級なんて失敗作の建造経験しかないオーストラリアに、いきなり通常動力潜最高峰の
そうりゅう型を造らせようとしたところで、出鼻をくじかれる結果にしかならないだろう。

しかもその結果オーストラリア海軍の装備がガラクタ同然になってしまうと、中国けん制の
役に立たない状況になりかねない。

情報漏えいの危惧もあったんだろうけれど、オーストラリアが自国建造に拘った時点で、
現場サイドでは「下手に受注すると大変なことになる」と判断したのではあるまいか?

-------------------------------------------------------------
潜水艦受注逃し政府内に失望感
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=2&from=diary&id=3966703

豪州の次世代潜水艦の共同開発で受注を逃したことに対し、日本政府内には失望感が広がった。安倍政権は一昨年に武器輸出を原則として禁じてきた政策を転換し、日豪や日米豪の防衛協力を強化することで、海洋進出を図る中国をけん制する姿勢を強めてきた。政策転換後初の大型案件として官民一体で取り組んできただけに、「出はなをくじかれた」(防衛省関係者)との声も上がっている。

 菅義偉官房長官は26日の記者会見で、「日豪・日米豪の防衛協力を深化させる考えに変わりはない」と述べ、引き続き豪州との防衛協力を強化する考えを強調した。外務省幹部は「日豪協力が後退するという誤ったメッセージを送らないことが大切だ」と指摘した。

 菅氏によると、ターンブル首相が25日に安倍晋三首相に選定結果を電話で伝えた。安倍首相は「残念な結果だ」と返答したという。中谷元(げん)防衛相は26日、「説明を求める」と豪州に経緯をただす考えを示した。

 政府は2014年4月、武器輸出三原則に代わり「防衛装備移転三原則」を策定し、厳格だった武器輸出の要件を大幅に緩和。日豪の潜水艦共同開発と相互運用をてこに、両国の防衛協力を進める狙いだった。

 防衛省は世界最高レベルとされる海上自衛隊の「そうりゅう」型を提案したが、技術移転や現地生産に消極的と見なされ、「PR合戦」で劣勢に立たされるなど経験の乏しさを露呈した。今後の武器輸出戦略にも影響する可能性があり、防衛省幹部は「日本が技術的に優位な分野で徐々に実績を作るべきだ」と語った。【村尾哲、小田中大】

0 1

コメント

mixiユーザー

ログインしてコメントを確認・投稿する