結婚できなかったら、その資金で大学に行こうと思う。マジで。
やはり20前後で親の金で行ったような大学では、なかなか人間、本物の真剣にはなれんよ。
実際、自分が稼いだ金で専門行ったとき、周りとの温度差に驚いたものだ。
自分の金で行くと、まさに一分一秒が真剣勝負と思える。この場にいられること自体に、凄まじい価値を感じられた。
もちろん大学生活で、色々と社会について学んだし、友人が出来たし、趣味も増えたし、いいことはいっぱいあったのだが、
もっと勉強したかったとは思う。
私のポテンシャルをもってすれば、卒業は容易すぎた。
なんて言うと、嫌味に取られるかもしれないが、本当に簡単に卒業できた。
ただそれが、大学としての本当の意義だったのかと問われるとNOだと思う。
なんてね、何を馬鹿なと思うかもしれないが、
実はもう金は貯めてるんですわw というか、資金は出来た。が、結婚に最後の望みを賭けたい!マジで!だから、就職したのに!一切その気配がない!チクショー!婚活だ!←
・・・・・・・・婚活ってどうすりゃいいのw
さて、そんなクソッタレな日々を送る私ですが、久しぶりに落語を堪能。
初天神。実は初天神の噺は、今年別の噺家さんので見ているのだが、
今回は、人間国宝柳家小三治師匠の初天神。
いや、もはや名人芸というかなんというか・・・。
本題に入る前の話も、ふっと笑わされたが、
とにかく、自然と笑いが起こる落語だった。
最近の笑いは、無理矢理笑わせるようなもの、いわゆるインパクト勝負となっているが、
この落語は違う。いわゆる一発ギャグのようなものは一切なく、
自然と笑いが起こるのだ。
前に見た人の初天神も、良かった、と書いたが、
正直なところ、これと比べれば、比較対象として存在するに過ぎない・・・。
それほどの名人芸だと思う。
何よりも普通にありそうな親子の会話が、ひょっとしたことから笑いになる形が素晴らしい。
どこか大人びた子供、まだ童心を忘れない父、この対比がまた面白い、それを最大限に引き出しているのが、柳家小三治師匠だと思う。
特に、この初天神は、色々な部分を端折って演じられることが多いのだが、
実に親子の会話に重点を絞って演じられていた。それだけで笑えるというものである。
あ〜、そういう作り話〜・・・ではなく、極めてナチュラルな笑い話なのである。
それにしても、表情のひとつひとつからして、完全に子供、大人とわかる。人が交代しているのがはっきりわかる。
不自然さが一つもない。
本人は75を超えて保険証が変わったが、稼いでいるから負担率が変わらないとネタにされていたが、
この話芸は日本の誇るべき宝である。
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