コレラ菌のでんぶ

やっと肺炎風風邪がなおりつつあるようです。今日は２時間に一粒バッと痰がでるくらい。
そこでこれまでの痰の総量を思い出すと、深夜も３時間おきに目が覚めて紙に吐いたりうがいで流したりして、一回にコップ半分くらいだから、一日で24/3X1/2=コップ４杯、４X１２日だと４８杯、200ml X 48=約１０リットル、痰の風呂に入るには少ないけど、もし入れば気持ち悪いだろうな〜、色や、肩あたりに粘りつく様子など描写したいけど読むのが気の毒だからやめます。そこで思い出した：昔、化学の教授に「コレラ菌はその体内でつくる猛毒を出すから危険なのか、それともコレラ菌自身が猛毒なのか」ということを尋ね、生きてるコレラ菌は毒を造ると教わった。そこへ森鴎外の孫というドイツ語の教授（横顔が鴎外の記念切手そっくり）が来て「それならコレラ菌を高温で調理して " でんぶ ( 田麩 )" にしてご飯にかけて食べても大丈夫ですね」と言った。皆大笑いし、後々、何度もこの話をくりかえし楽しんだが、この方にはなにがおもしろいかついにわからなかった。鴎外の孫ともあろう人が！