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2016年04月06日10:29

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話は聞かせてもらった。日本は滅亡する!! 残業で。

他の人の日記やつぶやきを読んだら、
大半が残業に対する見方があまりに肯定的なので驚いた。

率直に言って、
企業人がそのような意識を改めない限り
日本は国際競争でボロ負けする。


もちろん、
「日本は日本だ。世界がどうだって関係ない」
という意見は当然あっていい。

たとえば北朝鮮の労働条件がどうであれ
日本も含めた他国と何の関係もないように、
他とかかわりを持たずに「われわれ式」でいくというのも
一つの見識ではある。


しかし、そういう考えだったら
日本国外でビジネスを展開することは
金輪際諦めなさいと言わざるを得ない。

日本国外では概ね
残業という時間外労働に対し
厳しい態度をとっている。

逆に日本企業が、
ずさんな取り締まりと
残業を容認する社会風土に庇護されて
メチャクチャ甘やかされているのである。

たとえばシンガポールなんか、
グローバル資本主義のセンターの一つだけれども、
そんなところでさえ
ビジネスマンは(激務と引き換えに高報酬の
一部の職種を除いて)ほとんど残業しないし、
法律もそれを赦さず、厳しい制裁を科す。

世界の主要な企業は
みなこのような環境で闘っているのである。

国際競争の厳しさを語る日本の経営者は往々にして
海外ではこういう面でも厳しいという現実には
見てみないふりをする。

それでいて、国際競争を
時間外労働やサービス残業を正当化する
口実に使ったりするから始末が悪い。

 ● 「残業はない」と称して学生を集めながら
   普通に残業があるウソツキ企業。
 ● 勤務時間内に仕事を完了できない、
   マネジメント下手の低生産性企業。
 ● サービス残業を要求して
   残業代を払わない脱法企業。

この三種類の企業を駆逐しない限り、
日本企業は世界に通用する様にはならない。

国際水準からかけはなれた劣悪な環境のために、
優秀な海外の人材はまず寄り付かない。
もし来ても長く定着させられない。

そうして日本企業は国際競争に負け続け、
日本経済は低落の一途をたどり、
そして衰亡していくことになるであろう。

ビジネスマンも経営者マインドを持てという人は
少なくないけれど、
うっかりしていると、こういう経営者の欺瞞にひっかかり、
カルトに洗脳された信者同然になってしまいかねない。

生半可に意識の高いビジネスマンこそ要注意である。


ただし、新人の方も注意しておかないといけないのは、
シンガポールをはじめ諸外国が
残業を認めないからといって、
別に労働者を甘やかしているわけではないということである。

むしろ所定の勤務時間の枠内で仕事を片付け、
なおかつ同僚とも厳しい競争があり、
そのうえ新人研修などという猶予期間もなしに、
入社したその日から
フルメンバーとしてしっかり成果を出すことが求められる。

やっぱりそれなりに厳しいのである。


さて、日本生産性本部とかいう怪しげな組織が発表した
「新入社員の特徴とタイプ」によれば
今年の新入社員は「ドローン型」だそうだが、
その「取扱い方」として求められているのは
至極まっとうなことばかりであり、
これに「ドローン型」などというレッテルを貼るほうがおかしい。

深夜残業や目視外飛行(契約外労働?)は当たり前。
雇用ルールも守らず、
ワークライフバランスへも配慮せず、
適性の見極めもいい加減。
部下への扱いが人の道に外れており、
早期離職を続出させるような企業や社員をこそ
人を害し、人的資源や長期的な社の利益を損なう
「ドロボー型」と呼ぶべきではなかろうか。

こんなドロボーが跳梁跋扈する日本の企業社会は本当に
遠からず自滅すると思う。


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日本の「残業代ゼロ論争」にモノ申す!(上)
残業ご法度なシンガポールで面食らった僕
周囲と衝突して学んだ「仕事圧縮」のオキテ


岡田兵吾 [マイクロソフト シンガポール シニアマネジャー]

【第5回】 2014年7月16日

 日本では先日「ホワイトカラーエグゼンプション」の対象者を「年収1000万円以上」と決めたが、シンガポールでは管理職・専門職だけでなく、事務職、新卒社会人、非正規社員(時給制以外の非正規社員)もホワイトカラーエグゼンプションに近い労働形式にある。

 つまり、シンガポールの多くの職が「残業代ゼロ」の対象なのだ。シンガポール以外の他のアジア諸国においても、管理職以外の専門職・事務職ではかなりの割合でホワイトカラーエグゼンプションを導入している。

 のどかに見えるシンガポールのオフィスビル街には、ホワイトカラーエグゼンプションが浸透している。

 シンガポールの中小・零細企業では、十分な従業員がおらず、1日8時間以上の労働を強いられる会社もあるようだが、その制裁は「手厳しい」の一言に尽きる。企業は、ある一定時間以上の労働を社員に強いると、人材開発省(MOM/Ministry of Manpower)からクレームが入り、営業ライセンスを剥奪されてしまうのだ。こうしてシンガポールでは、過度の長時間労働は「仕組み上」(ここが大事!)できないようになっている。

 もちろん、長時間労働が必要な職種はある。コンサルティング会社、会計事務所、法律事務所などのプロフェッショナル・ファームや医療関係機関などだ。しかし、このような業界はもともと他業界よりも給与水準が高く、また昇進も早い傾向があるので、ワーカーたちも長時間労働を納得済みで入社、勤務しているため問題はないようだ。

(後略)

http://diamond.jp/articles/-/56142

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シャープはなぜアジア企業に屈したか?
「仕事後進国」日本の敗因


岡田兵吾 [マイクロソフト シンガポール シニアマネジャー]

1日の時間は限られている
時間が増えないなら圧縮すべし!



台湾企業に買収されるシャープをはじめ、日本のビジネスがアジアなどの海外で勝てなくなった背景には、仕事のやり方に関する「後進性」にも原因がある

 日本人は勤勉で真面目なので、効率よく仕事しているように思いがちだが、筆者から言わせると、日本人は効率的に仕事をするのが苦手だ。

 お笑い芸人でありながらIT企業役員を務める厚切りジェイソンが発した言葉「日本はスタート時間に厳しいのにエンド時間にルーズ」は物議を醸したが、筆者も彼の意見には激しく同意せざるを得ない。

(中略)

 率直に言えば、まずは今の日本で行われている、稟議や確認、承認を取りながら進める意思決定プロセスがいかに無駄かに、気づかなければならない。海外ではとにかく決断が速いために、どんどん業務が流れる。スピードはグローバルビジネスの鉄則なのだ。

 また、スピード化を進める対策として、マネジャー以上にはかなりの意思決定に関する権限が与えられ、会社の体制的にもスピード化を推進しやすいようになっている。

(中略)

今月発表された最新版「世界人材競争力指数」で日本は19位、シンガポールは2位。そのシンガポールですら将来のリーダー不足が懸念されている。日本も本気で変革する必要がある

 日本では、なんでもできて、誰よりも長く一所懸命に仕事する人が偉いと思われることが多い。かつて筆者も、日本からシンガポールに渡ったばかりのころ、なんでも1人でこなせるスーパービジネスマンを目指し、1人で仕事を抱えて、こっそりサービス残業の日々を過ごしていた時期がある。

 その経緯は、連載第5回「日本の「残業代ゼロ論争」にモノ申す!(上)」などで詳細を何度か書いたので割愛するが、当時の筆者の「自分でなんでもするスーパービジネスマン」思想が、海外では「仕事ができない思想」になってしまったことがある。

 つまり海外では、他の人を信じて仕事を任せられない人は、「逆に信頼されていない人」と評価される。信頼しないのであれば、結局は誰からも信頼されなくなってしまう。

 信用が低いとマネジメント職としては致命傷だ。1人で仕事を抱え、残業三昧を強いられ、「チームはコントロールできず、1人分の仕事しかできない人」と最終的には低い評価を受けてしまうのだ。

 経済大国とはいえ、成熟国として色々な社会問題が顕在化し始めた日本。グローバル化が加速し、国内外で外国人とのコラボが必要となる今だからこそ、日本は個々人が考え方を変え、仕事の仕組み、業務の進め方を変える必要があるのだ。業務内で効率よく仕事を進めるために、今こそ仕事の進め方に関しての考え方を、抜本的に変えてみてはいかがだろうか。

 ●日本はスピードが致命的にトロい
 ●時間は限られている。圧縮化が必要
 ●自分でやったほうが早い!は損している
 ●部下をヒーローにするためのマネジメントをする


 仕事をうまく任せることで、周りの人間が仕事ができるようになる。そうすると、自分は別の仕事をすることができる。このサイクルで、仕事は効率良く回り、プライベートとのバランスも取れるのだ。

「パッシング」から「ラッシング」へ
世界が憧れる「仕事先進国」を目指せ



まずは仕事の効率化を進めて、週末の時間を謳歌していただきたい

「Japan Passing」(日本は無視・素通り)と言われて久しい、閉塞感漂う日本を助けてくれるのは、私たち日本人以外いない。私たち一人ひとりが変革していかねばならないのだ。私たち一人ひとりが変わり、元気になり、日本が元気に繁栄のイノベーションを生み出すことができれば、「Japan Rushing」(ジャパンラッシング、日本へ殺到)と言われるようになり、日本は改めて世界から注目されるはずだ。

 日本から閉塞感が1日も早く払拭され、日本がアジア・世界のリーダーとして世界の発展と平和に貢献し、今まで以上に世界から敬愛され、日本人であることを誇りに思い、仕事やプライベートを楽しめる国となることを、心から願っている。

 STAY GOLD!!

http://diamond.jp/articles/-/88467

http://diamond.jp/articles/-/88467?page=4
http://diamond.jp/articles/-/88467?page=5

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■【悲報】初日から残業させられる
新入社員が相次ぐ
「12時間拘束で残業代ゼロ」という報告も

(キャリコネ - 04月04日 18:00)

4月1日は多くの会社で入社式が行われた。緊張しながらも式を終え、その後、金曜日ということで同期たちと飲みに行ったという新入社員も多いだろう。

だが、その帰り道に思わぬ冷や水を浴びてしまった人もいるようだ。4月2日に新入社員の女性が投稿したツイートが話題になっている。入社式後に同期と飲みに行った帰り道に会社の前を通りかかったところ、22時頃にかかわらず各部署の電気がまだ点いていたという。

場が「一気に葬式みたいな空気」に豹変


どうやら、それまでは残業はない、と聞いていたらしく明かりを見た面々からは、


「やだ…残業無くしたって…言ったのに…」
「営業時間とっくに過ぎてるのに…」
「定時で帰れるって…言ったじゃないですか…」

と声があがったという。「一気に葬式みたいな空気になった」そうだ。

この投稿に対し、ツイッターでは「きみらが入社してくれたから諸手続きとか研修の準備とかしてんだよ」といった声も出ていたが、新入社員としてはガッカリだろう。しかし、上には上を行く企業もあるようだ。ツイッターでは、「入社式早々2時間残業でした」といった、初日から残業をさせられたという報告が相次いでいる。

「一応今日から新入社員なんやけど3時間残業かましたった」


「入社式おわって初日から残業でまじオチた」
「昨日入社式で残業した会社、弊社以外にある?」
「一応今日から新入社員なんやけど3時間残業かましたった」
「今日は入社式だよーーーーーん その後仕事だよーーーーーーん 12時間労働だよーーーーーーん もちろん残業代ゼロだよーーーん」

初日から1時間の残業があったという人は、「新入社員の忠誠心ガリガリ削りやがるなって思った」と心境を語っている。2日の土曜日も「新入社員は諸手続きで出社」だったらしく、この日は2時間を超える時間外労働があったそうだ。

この会社では、入社式の新入社員による決意表明の場で「入社辞退の決意表明をしでかす大型新人」が登場したという。その上での残業だったため、「2日連続で残業って中々気合い入ってんな?」と会社に不信感を募らせた様子だ。

新入社員たちは残業に戦々恐々としているが、一方で先輩社員は、残業はもう当たり前とみなしているようだ。


「残業ないってきいてたのに!とか新入社員よくいうけど、会社で決められた残業ないってことだよ。会社は自分の仕事終わらなかったら残ってやれっていうし。よって、残業代つきません」
「入社挨拶で『優しく指導して下さい!』とか、仕事内容の質問で『残業って何時までですか?』とか真っ先に聞いてきて、今年の新入社員初日から怪しいわ〜」

新入社員の「操縦法」ミスは早期離職に繋がる恐れも……

こういった先輩社員の残業ありきの働き方や考え方がさらに残業を生み出してしまっているともいえそうだ。ちなみに、日本生産性本部が発表した「新入社員の特徴とタイプ」によれば、今年のタイプは「ドローン型」。

「夜間飛行(深夜残業)や目視外飛行は規制されており、ルールを守った運用や使用者の技量(ワークライフバランスへの配慮や適性の見極め)も必要」


「使用者(上司や先輩)の操縦ミスや使用法の誤りによって、機体を傷つけてしまったり、紛失(早期離職)の恐れもある」

と説明されている。先輩が残業を当たり前と捉えたために新入社員が早期離職をしてしまい、結局自分に返ってくる、という事態にならなければ良いのだが。

http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=210&from=diary&id=3930755
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