「イングロリアス・バスターズ」「ジャンゴ 繋がれざる者」のクエンティン・タランティーノ監督の長編第8作で、大雪のため閉ざされたロッジで繰り広げられる密室ミステリーを描いた西部劇。タランティーノ作品常連のサミュエル・L・ジャクソンを筆頭に、カート・ラッセル、ジェニファー・ジェイソン・リー、ウォルトン・ゴギンズ、デミアン・ビチル、ティム・ロス、マイケル・マドセン、ブルース・ダーンが出演。全員が嘘をついているワケありの男女8人が雪嵐のため山小屋に閉じ込められ、そこで起こる殺人事件をきっかけに、意外な真相が明らかになっていく。音楽をタランティーノが敬愛する巨匠エンニオ・モリコーネが担当し、第88回アカデミー賞で作曲賞を受賞。モリコーネにとっては、名誉賞を除いては初のアカデミー賞受賞となった。70ミリのフィルムで撮影され、画面は2.76:1というワイドスクリーンで描かれる。(映画.comより)
ついつい感想を書くのが遅くなってしまって、なんだか記憶もあやふやになっている今日この頃。我ながら、なんでこんなに毎日忙しいんだろうと不思議に思えてきます。時間の使い方が下手なのか、優先するべき事項を間違っているのか。あるいは「あれもこれも」と能力の割に欲張りすぎているのか。いっそ仕事を辞めてしまえば時間は出来ると思うのですが、そんなことしたら途端にお金に行き詰まる。常に「なんだかな〜」な人生です。要するに頭が悪いのでしょうね。
さて、「ヘイトフルエイト」です。これ、珍しくR18+だったんですね。この四月に18歳になる予定だった娘はとても悔しがっていました。確かに、もう終わっちゃいましたね。
少し長めの映画。心構えが必要です。がしかし、短く言うと、タランティーノ監督お得意の、いくつかのグループが登場し、どの人物もひと癖ありそうで、最初は関連なさそうに見えた彼らが、実は最後でつながり大団円を迎える・・・と言ったお決まりはきちんと踏襲しています。そこへ、黒人さんのリアルな差別の歴史が絡んだり、残虐シーンのオンパレードだったりするだけです。個人的には、目新しさはなかったように思いますね。むしろ、黒人さんたちに関する歴史描写がちょっとtoo muchな感じがしました。いえ、前作「ジャンゴ」は、とても楽しめたんですよ。あの作品の描写もかなりだったとは思うのですが、作品にはなじんでいたように思うのです。今回はどうにも・・・あくまで私の個人的な感想なのですが、もう少し娯楽に徹した方が見やすかったんじゃなかろうかと。
それでも、役者さんたちは素晴らしく、まさに演技合戦の体でした。個人的には久しぶりに見たジェニファー・ジェイソン・リーが驚きでした。若い頃好きだったんだけど、全然歳とってない!「ミセス・パーカー/ジャズエイジの華」とか「黙秘」「ジョージア」とか、一時はとてもよくお見かけしたものでした。「アニバーサリーの夜に」はあまり好きではなかったですけど。「イグジステンス」な〜んて映画にも出てましたね。懐かしい。
ともかく、どこを切っても「タランティーノ印」の作品だったと思います。長丁場でしたが、退屈することはありませんでした。種田氏(美術監督)の「厳冬」は、本当に寒そうでしたけど。
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