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2016年03月25日23:33

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あに

■ハルチカ〜ハルタとチカは青春する〜 12話
最終回。
そういえば吹奏楽物だったのだなあと思える終わり方でした。
今回は先生の過去に多少触れた以外は特に謎らしい謎は無かったですが、むしろこちらの方が青春ものっぽくて良かったかと。

今回中盤で1話冒頭に繋がって、演奏とともにエンドロールが流れ出したので、一瞬「え、もう終わり?」と焦りました。
初めてまともに長い演奏がかかりましたけど、大部分が回想シーンや客席シーンで埋めるあたりが省エネです(おぃ)
客席にはこれまで関わった人達が来てくれていましたが、ハルタ姉が1人で来ていたのが印象的でした。他にも2人姉がいるはずなんですが、やっぱりあまり仲良くないのかハルタ?(^^;

客席の芹澤さん…もとい直ちゃんが、我が子の演奏を見守る母親のような様子で心配そうに見ているところが良かったですよ。
チカに演奏の評価を求められて、厳しいことを言ってから評価してくれるあたり、芹澤さんは本当にいいツンデレでした。最後の最後でようやく入部してくれる攻略難易度の高さもいいキャラでしたよ。
帰りのバスで両側に芹澤さん・成島さんの腕を抱いて「両手に花」もとい「両手にメガネ」でご満悦状態のチカが微笑ましいハーレムでした。

ラスト、次の部長に選ばれるかと立ち上がってひっくり返されるチカには笑いました。なぜわざわざ立った(笑)
あれで皆からも笑われるだけで済む辺りが愛されキャラですねえ。場合が場合なら調子こいてるとか陰口されそうですよ。
ところでこのオチの後が凄くブツ切りで終わってしまった印象だったのですが、もうちょっとどうにかならなかったんでしょうか。

マレンが次の部長なのは、特に言うことは無いかなと。だってマレンってキャラの印象薄いし(^^;
この作品って、部活の性質上登場人物が多くて、魅力のありそうな人も多いのに、個々人の描写が少なくて扱いきれてないままなキャラが多いんですよね。勿体ない作品ですよ。
そんな中で(部員になってなかったのに)芹澤さんはホントに美味しい場面が多かったなあ。

ところで、チカが部長じゃないのは納得として(あれはムードメーカーであってリーダーでは無いかと)、ハルタも部長候補では無いんですね。
まあ、ハルタも皆を導くリーダーって感じではないかなあ。

作品の感想の総括としては、先にも書いたけど「勿体ないアニメ」だったなあと。あちこちの要素に手を出して、キャラも増やし過ぎて、どれも扱いきれずに中途半端に終わった印象でした。うん、勿体ない。

■僕だけがいない街 12話
最終回。
先生との対決がいい決着でした。真犯人である先生にとって悟が大事な存在になっていたというのがなんとも言えない味わいがありましたよ。
悟にとって失われた時間は大きかっただろうけど、「僕だけがいない街」「僕だけがいない時間」が悟にとって宝物になっていたとは、前向きでいい締め方です。
1話時点で人に踏み込めずに友達もいなかった悟の人生も大きく変わったのだなあ。
以前「何を書いたか読み返さなかった文集」で締めたのも綺麗に決まっていました。

しかしまあ、マットを用意していたとは言え、あの高さから落ちてよく無事ですな。悟すげえ。
車椅子が下にいる誰かに当たったりとか、後追い自殺しかけた先生が踏みとどまれずに悟の上に落ちてきたりせずに済んでよかったですよ(^^;

先生の罪としては、時効の物を除けば「久美ちゃんの殺人未遂」しか問えないんですかね。
まあ、本人も精神的に負けを認めちゃってさっぱりしてる感じなので、何年か経って仮に出所出来たとしても復讐とかは無さそうですが。

ユウキさんがおっさんになって結婚してた辺りは良かったなあと思えました。
給食費で揉めた美里が募金活動に協力してくれてたってのも救われますよ。

その後の悟は漫画家として成功出来たようで、あの編集の人は1話と同じ人ですな。
最後の場面は「2010年」ということで、先生との決着の「2003年」から7年後で、悟は33歳ですか。

アイリと再会出来たエンドは良かったですけど、あの雨宿りの出会いから仲良くなるのは難易度が高そうですよ。
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