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2016年03月23日00:49

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うら

IRED.jpに日常的なものを非日常的な視点から観察するという、

実験的な作品集について記事がありました。

ブルガリアの建築家であり、5年前に写真撮影を始めたヤセナ・ポポワ女史の視点、

つまり真下からものを見ると言う事です。

彼女は物の“底”を詳細にとらえた写真を撮っているのだそうです。

私たちが見ることができない唯一のアングルは、下からのものなんです。

と女史は言います。

製作中のシリーズ「Urban Insects(都市の昆虫)」は、

ガラステーブルの上に横たわる人をテーブルの下から撮影するという、

非日常的な視点の実験から始まり、

しばらくその実験を続けたあと、

“機械”の方が視覚的におもしろいものができるのではないかと移行。

彼女は、自分の自転車を撮影。枝に自転車をぶら下げ、その下に這い写真を撮影。

作品の対象は、オートバイや自動車から建設機械、最近では機関車と、

どんどん大きくなっていきます。

最大の課題はそれを持ち上げることで、

オートバイのような、比較的小さい機械ならロープで吊り下げ、

大きくなるにつれ、ともっと込み入った方法が必要になる。

自動車の下にもぐり込むために友人の修理工場でリフトを利用、

それより大きなものはクレーンを。

機械が持ち上がると、カメラを手に、機械の下を這い。

一枚ですべてを写真に収められないので、何百枚もの写真を撮り、

画像ソフトを使い、すべての写真を数週間がかりでつなぎ合わせ、背景を除去し、

気に入ったパーツを強調するために彩色します。

1枚の写真を構成するのに、10〜100枚の画像が必要。

列車を持ち上げるのに20分をかけ、撮影は1時間かかり、

1日が終わるころには、赤いスニーカーはオイルで真っ黒になっていました。

ファッションの犠牲は別にしても、

「Urban Insects」は時間と労働力がかかるプロジェクト。

次のアイデアは。「戦車とかでしょうね」と語った様です。

なかなか面白い写真ですが、最後の軍用車はあまりいいアイデアでは無さそうに思います。

戦場において、ひっくり返った車両は珍しくも無いのですから!

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