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2016年03月13日21:52

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木曽の温泉「駒の湯」で酒を飲む

3年前から河川の完全遡行をしている。
最初は木曽川から始めた。
それから飛騨川、長良川まで一緒に歩いてくれた人がいる。
その同行者は去年の秋に病気になった。
半年ぐらい入院していた。

このほど退院したので、お祝いに温泉旅行へ行ってきた。


3月11日(金)

夜の9時ごろ名古屋を出発。

木曽町須原にある「大桑スポーツ公園」駐車場でテントを張る。
木曾川遡行で何度もテント泊したところだ。

同行者は懐かしそうにして、楽しく酒を飲む。

深夜就寝。


3月12日(土)

朝、ゆっくり起きた。

須原にある名刹、定勝寺を見学する。
中山道に面していて、木曽地方で一番古いお寺だ。
国の重要文化財が3つもある。

またこのお寺の古文書には、日本最古の「蕎麦切り」の記録がある。
麺の形をした蕎麦を最初に食べたのが、木曽の人たちだったのだ。

着いてみたら、ちょうど信徒さんの家の法事が始まるところだった。
普段は拝観料で300円だけど、取り込んでいるので無料で見てもいい、と言われた。

300円儲かって嬉しい。
これも日頃の功徳のおかげだろう。

重要文化財の庫裏が素晴らしかった。
歴史を感じさせる。
お庭も素敵だった。
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イオン木曽で、夜の宴会の酒と肴を買い出し。
木曽福島の駅前で親子丼を食べる。


福島の街から山の方へ10キロほど上がる。
午後1時、木曽福島温泉「駒の湯」に到着。

立派な宿だ。
館内のあちこちに生花が飾ってある。
浴場の入口は畳敷きになっている。
お部屋も古くて風格がある。
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でもまあ、われわれにとってそういうことはあまり関係がない。
ひたすら温泉に入って、酒を飲んで、これを無限ループして夜になった。

最後に温泉に浸かったのが日付も変わった午前2時だった。


3月13日(日)

朝食のあと、また温泉に入る。

宿の裏手の高台に登ったら、御嶽山がきれいに見えた。
あいかわらず噴煙がたくさん上がっていた。
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じつは木曾川、飛騨川遡行が終わってから御嶽山に登ろうと考えていた。
御嶽山に降った雨は、すべて木曾川に流れ込む。
3000メートルを超える山で、一つの水系だけに属しているのは御嶽山だけだ。
つまり御嶽山の雨も土砂も、すべて伊勢湾に流れていく。
木曽水系の隠れた源流だ。

ところが、来週あたり登ろうと思っていたら御嶽山が噴火してしまった。
いまでも登山禁止だ。

駒の湯をチェックアウトする。
帰る途中で同行者が言った。

「どうも温泉に入り足りない。どこか日帰り湯に寄っていこう」
あいかわらず訳のわからんやつだ。

中津川の「クアリゾート湯船沢」へ行く。
そこでまた2時間ぐらい温泉に浸かって帰る。
11 10

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