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2016年03月13日16:32

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【美術】今年も観る必要ナシ「VOCA展2016」

皆様、お今晩は。上野の森美術館にて3月30日迄開催中の「VOCA展2016」に行って参りました。その感想です。

「VOCA展」は、平面美術の領域で国際的にも通用するような将来性のある
若い作家の支援を目的に1994年より毎年開催している美術展です。
日頃から親身で公平な立場から作家たちと接触している全国の美術館学芸員、研究者、
ジャーナリストなどから推薦された、40歳以下の若手作家32人による平面作品を展示します。


2012年から見始めたこの展覧会ですが、回を追うごとに観るべき作品が少なくなっていると感じているのは自分だけでしょうか?
現代作家の展覧会は大体のところが、写真撮影可能で目録付きと言うのが普通になっていると思うんですが、本展に関しては写真撮影不可の上目録も無く渡されるのは作家名と裏に受賞作が掲載されているチラシ一枚だけでして、文句を書いたアンケートを渡しても貰えるのは使いようが無い「サラリーマン川柳の小冊子」だけでして、以前貰えたメモ帳の方がずっと有り難かったのは昔の話ですか……そうですか。

今回は今迄で一番酷い内容でして、仮にカメラで写真撮影出来るとしても撮ろうと思った作品が二つしか無く、それがVOCA奨励賞を受賞した谷原 菜摘子さまの『穢土』と鈴木 のぞみさまの『Other Days, Other Eyes』の二作品だけなので、ホント言葉がありません。


毎回毎回淡い期待を持ってのぞむのですが、ホント段々と酷くなると場所が上野だから「もののついで」に観る事が出来ますが、健闘している損保ジャパンビル42階にて開催されている「FACE展」と場所を交換した方が良いんでは無いの?と皮肉の一つも言いたくなるのであります。


http://www.ueno-mori.org/exhibitions/main/voca/2016/
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