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2016年03月13日04:44

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貴乃花親方のご子息。靴もいいですが、製革職人になった欲しいですね。

実は、日本は、靴制作の技術は、相当に素晴らしいものがあります。
たとえば、リーガルという有名なアメリカのブランドがありますが、日本でライセンス生産している者の方がいいという話を聞きました。

しばらく、それを信じていましたが、
友人にALLEN EDOMONDS(アレンエドモンズ)という靴を、100ドル程度で手に入れる方法を教えてもらい、考えが変わりました。
ぼくが管理人をやっているコミュがあります。

http://mixi.jp/view_community.pl?id=6109924
歴代大統領の靴として著名です。本社のホームページで、380ドル。銀座のセレクトショップで、7〜8万。雲上靴だと思って手を出さなかったのですが、今では、四足もそろえました。
履き心地が軽く、皺の寄り方がいいのです。
おそらくは、自分の足の形に縫製の糸が移動してくれるのでしょうね。だから、履き心地も軽く、甲に皺ができないようになっているのでしょう。
リンクの「愛用品公開」のところの画像をご覧ください。私の足が出てきます(笑)

興味が出てきて、日本の皮を調べました。
最も革が使われたと思われる、具足についてです。
全部は調べていません。
まあ、中間報告ですが、

1 鎌倉時代の沓(くつ)は、牛革のものがあったが、草鞋に代わり、廃れた。
落馬後の組討ちの技術として柔術が発達したからでしょう。今でも柔道は、裸足でやって、袖をとり、転んだら負けです。鎧は100kgありますから、投げられて転んだら起き上るのに時間がかかります。その間に短刀で刺されたら、死亡ですから、このルールは戦国起源のものとして、理にかなっています。

2 その他脛当てなど、屈伸するものは、鹿革が多かった。
イギリスには牛が多かったから、牛を食べて牛革の靴をはいたと聞きます。
日本で食べられた肉は、鹿が多いはずです。

…しかる間、秋、北の方に、山郷にてありければ、後ろの山の方に、いとあはれなる声にて鹿の鳴きければ、男、今の妻の家に居たりける時ににて、妻に、「これはいかが聞き給ふか。」と言ひければ、今の妻、「煎物にてもうまし、焼物にてもうまくやつぞかし。」と言ひければ、男、心に違ひて、「京の者なれば、かやうの事をば興ずらむとこそ思ひけるに、少し心づきなし。」と思ひて…

と、『今昔物語』に、鹿の鳴き声の風情を感じず、食うことしか考えない女性の話が出てきます。

鹿が食べられたせいか、
脛当てや鎧の髭は、鹿革に漆で模様をつけたものが目立ちます。今でいう、甲州印伝のようなものです。

そういう経緯があるからこそ、牛革製品は日本で発達しなかったというのが、暫定的な考えです。
今ある技術は、明治以降のものでしょう。

ですから、やっぱり、本当にいい靴の縫製は、日本よりも欧米で学ぶのがいいでしょうね。

ところが、
アレンエドモンズにしても、
いい牛革は、ヨーロッパから輸入しているようです。
ヨーロッパのタンナーの方がいいと。

彼の留学先のイタリアも同じです。
イタリアは、アメリカにはない、縫製方法を守った工房がたくさんあります。
そのうち、サントーニの社長とは、話したことがあります。
(チャールズ=ブロンソンのような人を想像していましたら、ジョンレノンのような方でしたw)
頑固な、クラシコ、イタリアーノの製法ですが、
革はというと、
イタリアのタンナーからもフランスからも仕入れています。

牛や羊の質がどうの…というよりも、なめし方だそうです。

せっかく、若者が職人の道を選ぶのですから、
革から学んでほしいと思います。



貴乃花の長男がイタリアで靴職人修行 学歴とはサヨナラ
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=125&from=diary&id=3895112
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