mixiユーザー(id:91293)

2016年03月10日04:49

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なにが画期的なもんか。

あまりにも短絡的であり、自己の責任を省みない野党にはあきれ返る。

福島第一事故の教訓をまったく理解できていない。
「核燃料をはじめとする放射性物質がそこにある限り、完全な安全などない」
私の考える教訓はそれだ。
福島第一原発4号基の炉には核燃料は入っていなかった。その横の核燃料プールに保管され、当然、炉は停止していた。それでも「世界最悪の危険」と呼ばれる状態にまでなってしまった。
それを都合よく忘れていないか?

「廃炉にしろ」というのは易しい。誰でも簡単に言える。たった6文字だ。
だが、そんな技術はどこにも存在しない。これから技術開発をし、実現していかねばならない大事業だ。もちろん、そのためには金もかかる。時間も必要だ。
自分の見えないところに押しやってしまえば後は知ったことではない、そう言っているに等しい。

加えて日本は原子力協定という国際的な約束がある。その中で「日本国は核燃料・ウラン・プルトニウムなどをすべて、発電などの平和的な用途にしか使わない」という条件下で保有が認められている。(国会議員なら当然、そのことは知っているはずだ。ついでながら、原子力協定のもっとも大きな意味は原子力利用の相互監視であり、日本の安全保障そのものに大きく関わっている。原発輸出のためだけの条約ではない!)

放射性物質は自発的に崩壊し、最後には放射線を出さなくなるが、ウラン235なら7億年、プルトニウム239なら2万年ほどの半減期を持つ。(プルトニウム239は崩壊後、ウラン235になることが知られている)
原子炉とは、放射性物質が数億年かけて放出するエネルギーを、連鎖反応という方法によって数年で放出させるための装置だ。そのエネルギーで湯を沸かし、蒸気をつくってタービンを回し、発電している。
当然、物理法則にしたがって、エネルギーと質量は保存される。取り出したエネルギーに相当するだけ質量は減る。が、決して総量は増えない。
使用済み核燃料が強い放射能を数万年も持つから危険だ!というのは間違っていないが、使用していないウラン核燃料は「それほど強い放射線は出さないが何億年、何十億年も放射線を出し続ける」このことを忘れてもらっては困る。放射能は桁違いに小さいが、持続時間は桁違いに長いのだ。・・・もっとも、何億年も生きることは人間にはできやしないだろうが・・・・

日本では東海村で日本原電が、福島第一で東京電力をはじめとする企業体が、廃炉に向かって努力を続けている。それは決して生易しいものではない。
なにより、そこで行われている「作業」は今後、世界中すべての原子力施設で行わねばならないことの序章なのだ。特に、福島第一の現場は「人類が過酷な原子力事故を克服した栄光の地」になるまで、続けねばならない。
誰かに責任を押し付けてそれで済む問題では、決して、ない。(民主党はそれをやらかしたわけだが・・・)

ただ単に「廃炉にしろ」という共産党・社民党などを私は絶対に支持しない。それは実際に廃炉に携わっているひとびとに対する冒涜であり、許したくもない。

まず、政治家がやるべきことは「原子力規制委員会」の作り直しではないか。
現在のように「権限はあるが責任はほとんどない」委員会を信頼できるのだろうか?せめて、審査そのものについて、責任を負うべきではないのか。
規制だけしていればいいのか?安全のために、もっとできることをすべきではないのか。
現在、自治体任せになっている事故発生時の避難の検討、より安全な仕組みづくり、正しい知識の啓蒙など、独立機関としてできることはいくらでもあるはずだ。

繰り返して言う。
「廃炉にしろ」としか言わない政治家は、早く再稼動しろ!と騒いでいる連中と同じレベルで無責任にしか見えない。
大切なのは「いかに安全にしていくのか」という技術論・現実論であり、その中で「再稼動」という判断が行われるなら、私は反対しない。

<高浜運転差し止め>野党歓迎「画期的だ」
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=2&from=diary&id=3890719
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