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2016年02月15日23:51

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真田丸

新しくスタートした大河ドラマ「真田丸」。
「花燃ゆ」は一体何だったんだ、といいたくなるくらい、文句なしに面白い。
さすがというべきか、脚本の三谷幸喜の手腕が冴えている。
以前に手がけた「新選組」も面白かったけれど、三谷幸喜ならではのコメディ・タッチが、大河ドラマとしてはちょっと違和感があったりもした。
「真田丸」には今のところそれがない。

幕末が舞台の「新選組」は、題材的にどうしても悲劇にならざるを得ないところがあるけれど、戦国時代が舞台の「真田丸」は純然たる活劇として展開しやすい点が吉と出ている、ということか。
もしくは、大河の演出が、ギャグをギャグとしてきっちり表現できるようになった、ということもあるかもしれない。
昔の大河は、きちんと笑えるギャグなど、まずなかった。
ギャグらしきシーンがあっても、素直に笑える感じはなかった。
早い話がギャグがスベッていた。

それが変わったのは、「龍馬伝」あたりからか。
そのへんから演出がカジュアル化して日常的なリアリティが強調されるようになって、それに伴う形で無理のない笑いが表現できるようになった――という気がする。
だから、今作は三谷幸喜のスタイルがいい塩梅にドラマへと結実するのではないか、と大いに期待したいところだ。
アクションの迫力が今一つなのが、玉にキズだけど。


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