1940年6月、ドイツに支配されたフランスの田舎町が映画の舞台だ。
戦地に赴いて留守の夫を待つ若妻と進駐してきたドイツ軍将校との禁断の恋を描いた戦時下の映画である。
それが不倫の恋とは言え、ドイツ占領下のフランスの暗い時代、戦争に翻弄された人間関係を巧みに描いている。
本作の原作者イレーヌ・ネミロフスキーが小説家として活躍中に第二次大戦が勃発。
彼女はユダヤ人だった為、1942年にアウシュヴィッツ収容所に送られ、その1か月後に亡くなる。
この小説「フランス組曲」は残された娘により、作者の死後60年以上経過した2004年に出版され、大ベストセラーになっている。
映像ではドイツ機や戦車も登場するが、それよりドイツ軍による進駐支配の様子がなかなか興味深かった。
尚、鑑賞したこの日は平日ではあるが、多くが主婦ばかりで・・劇場内にすすり泣く声が聞こえた。
中々良い映画でした。
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