mixiユーザー(id:10719871)

2016年02月05日18:58

452 view

モーリス・ホワイトへの想い

「アース・ウィンド&ファイアー」のM・ホワイトさん死去、74歳
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=52&from=diary&id=3837620


モーリス・ホワイトの訃報を知って、これでもう実質的にEW&Fは終わったんだな、と思った。
正直そんなにファンというわけではなく、アルバムも2枚しかもってない。
でも、その内の1枚「暗黒への挑戦」は歴史的名盤だと思うし、黒人音楽では1番よく聴いたアルバムかもしれない。
特にタイトル曲の「ザッツ・ザ・ウェイ・オブ・ザ・サールド」は、個人的に特別な一曲。

十代の頃、キング・クリムゾンなどの否定的なベクトルをもつ音楽にハマっていたのだけれど、渋谷陽一がそうした白人音楽の限界、それに対する黒人音楽の肯定性、といったことを書いていて、そのことが自分の中でちょっと引っかかっていた。
「スターレス・アンド・バイブル・ブラック」を差し置いて肯定性などおいそれと鳴らせるものか、と思っていた。
そんな自分が初めて黒人音楽の肯定性を実感したのが、EW&Fのこの曲。
確かにここには世界を肯定する「リアル」が鳴っている、と感じた。
そんな「リアル」を信じてもいいのかも――そう思わせてくれただけで、EW&Fとモーリス・ホワイトにはすごく感謝したい気持ちです。
ご冥福を。








4 4

コメント

mixiユーザー

ログインしてコメントを確認・投稿する