mixiユーザー(id:7410632)

2016年02月04日19:24

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1月の。

今年は何かグダグダと映画を観て行こうと思ったのです。
以前やってたほどたくさんは恐らく観ないけど。
つうワケで1月に観たのは『Dr.パルナサスの鏡』と『ゼロ・グラビティ』の2本。

●『Dr.パルナサスの鏡』
客を『そのヒトの願望の世界に誘う』鏡を使った興業をして居るパルナサス。彼は昔、悪魔と取引をした見返りに娘を差し出す約束をして居た。その期限が迫ったある夜、彼の一座は橋の下に吊られて居た正体不明の男を拾う。そして悪魔は再び彼に勝負を持ち掛ける。俺が負けたら娘は諦めようと。そんな話。
想像とだいぶ違ったけど面白かったからいいや。
ヨレヨレでダメダメなパルナサス、善人だけど空回りしがちなアントン、父親は好きだけどこの生活は嫌いで雑誌に載ってるステキな暮らしを夢見るヴァル。一座はガチャガチャで興業は閑古鳥だけどまぁそれなりに上手くやってる感じ。
そんな流れなんだけどトニーが出て来る辺りから先の予測が立たなくなって来て、アッチコッチ振り回されたアトで安定のラストにそっと降ろされる感じは正直キライじゃないです。

●『ゼロ・グラビティ』
宇宙空間での作業中に事故に見舞われ、シャトルと仲間を失ってたったひとり生き残った宇宙飛行士的にはドシロートな博士が生還目指してジタバタする話。
スッゲェ息苦しかった。精神的にも、物理的にも、て云うのは単純にヘルメット内で喘ぐ声が作中音声の大半を占めるから。まぁ『息苦しい映画』てのは観る前から覚悟してたからアレだ。アレだけど。
イヤ面白かったですよ。途中で弱った彼女の心が生んだ幻覚シィンがあったおかげでラストも彼女の幻覚だったらどうしようかと一瞬思った。フト気づいたらまだソユーズの中、みたいな。トワイライトゾーン的解決だけど。
原題『GRAVITY』。ひょとして意味するトコロが邦題とは真逆?宇宙の恐怖を意味する邦題、地上に立つコトの幸せを象徴する原題。少なくともラストシィンはそう云う意味でまさに『GRAVITY』。

どっちも面白かったのでとても選べないケド、もしアタマに拳銃を突きつけられながら訊かれたらそうだな、まぁ『ゼロ・グラビティ』かな。
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