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2016年01月30日22:32

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第13回東京電撃映画祭

平成28年1月23日土曜日24時30分〜。
阿佐ヶ谷ロフトAにて。
「恋愛死体」製品版の配布と石川二郎監督の「DRAGON BLACK」劇場公開版の上映。DVDは二巻に分けて販売されるが単館上映用に一本に纏めて編集されたもの。主役はアメリカで暮らしアクション俳優として活躍している虎牙光輝。日本では無名に近いが海外では評価の高い役者さんとの事。意味無く武田梨奈がヒロイン役だが悪役の亜紗美と戦って倒される場面以外は見せ場が無く、ヌイグルマーZに出て来た時などは中々良い感じだったが、本作では居ても居なくても良い感じ。主人公に協力する脇役に六平直政さん、殺された父親役に斎藤洋介さんと、お二人とも流石の存在感。又、この電撃映画祭でお馴染みの稲葉凌一さんや森羅万象さんも相変わらずの存在感。しかし矢張り凄いのは虎牙さんのアクションだろう。刑事の父親を殺され主人公は復讐を開始、しかしその裏にヤクザの上部組織と警察の上層部の癒着が有り最初は主人公を放っていた警察も尻に火が着いて来ると殺人犯として指名手配、主人公が父を売った裏切り者を探す過程で状況が二転三転し、本当に誰が敵で味方かも判らなくなる展開は・・・裏切り者の正体が、このテの作品を見慣れている人にはすぐ見当が付くだろうものの、スピーディな演出もあってサスペンスとして中々見せてくれる。只、本作は欧米のクールなアクションに比べ日本的なウエット感満載の泥臭いアクションものに成っており、そこが残念。主人公が場面ごとにストレートに感情を発散し、泣き、怒る。欧米の作品群ではこうした場面では主人公が感情を抑え秘めた怒りや悲しみを場面ごとに僅かにこぼして行き、そこから観客は主人公の怒りや悲しみを汲み取るのだが、この作品は・・・。単純に好き嫌いの問題で日本的なウエット感、時代劇におけるお涙頂戴やスポ根ものの号泣が嫌いなわたしにとっては、本作は美事なアクションものとは想うが率先して見たい作品にはならない。逆に号泣や叫びが嫌いでない人には、日本のアクションものとしてお勧め出来る。しかし無駄に登場の武田梨奈は・・・主人公と共に戦うのでなければいらなかった気がする。電撃チャックさんが日本には他にも良いアクションの人が居る、と発言されていたが同感。個人的には佃井皆美さんなど良い感じなのだが・・髪型とメイクで様々な顔に見える人だが、個人的には仮面ライダーの一人を演じられた仮面ライダー鎧武の時の髪型とメイクが、スーツ姿と相俟って気に入っているのだが。
鳴滝聖人監督の新作ショートムービーも上映された。見終わると「何じゃ、これは」的な感想の作品でブレアウィッチ風に撮られているが、このブレアウィッチ風と云うのは手法として手垢が付き過ぎており、余程の作品に出来る目論見が無い限り使用しない方が良いのではないかと想われる。尚、前日譚も用意しているらしいので、その内、本映画祭で前日譚と通しての上映が有るだろう。
サンダーボルトガールズは黒木歩さんに、元ゆきの晴香いくさん、それに玉姫はるかさんの三人でどうやら落ち着いたが、友松監督が玉姫はるかさんと晴香いくさんの二人の名前を軒並み間違え、俺が名前を覚えているのはやらせてくれた女だけだ、とブレない発言を・・・。又、サンダーボルトガールではないが、名無しの千夜子さんも来ておられた。
特別メニューとしてはDRAGON BLACKに因んだカクテルが用意されていたが、人気で早々に終了していた。飲食したのは、ほたてのバター醤油焼き、チキンの唐揚げ、さけ茶漬け、トマトジュース、パインジュース、ジャスミン茶。
今回は色々あって六時くらいで終わった。そろそろ次回辺りは「キンタくん」の新作が掛かるかな?
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