甘利大臣が辞任した !　

前にも書いた様に、甘利経済再生大臣が政治資金の不正問題で、説明を求められ、２８日に説明するとして居ましたが、その説明は行われず、大臣を辞任すると言う逃げを打ちました。

彼はやっぱり秀才です。そして中々の切れ者です。漢の古典を良く諳んじているのです。　南斉の書　「王敬則伝」に曰く、「三十六計逃げるに如かず」　を間違いなく実行しているのです。

説明責任を果たす　なんて言いましても、説明なんか出来る筈が有りません。　言い訳を如何したら良いか？　あれを考え、此れを思っても、政敵や国民を納得させることは難しい。　そうでしょう、賄賂を受け取ったと言う、動かぬ証拠が幾つも上がっているのですから

これぞ「将に進退此処に谷まった！」と言う訳です。　ここは一つ逃げを打つに限る　ですが、美味しい議員稼業を辞めるなんて出来ない！今後もず〜っと死ぬまで議員稼業を遣らねば大損だ。然らば如何するか？

「そうだ！大臣を止めよう !」　「大臣を辞めて世間の目を逸らそう！と言っても何時までもネチネチ絡んで来る奴も居るだろうが、ノラリクラリでは俺も人後に堕ちない自信はあるぞ！」

てなわけで、本日の大臣辞任表明とは成った次第です。人の噂も七十五日、と言う古諺も有る事だし、有権者なんてアホばっかりだから、すぐ忘れて仕舞うに決まって居るぜ。　南無三！ドロン！！