なんで太ったかっつーと

私は小学生の頃、体重が５０キロを超えていた。
身長はまだ１５０なかったのでかなり太めだった。
しかも運動はからっきしだめで、いつもマラソンは最後尾を
走っていたと思う。

なんでそんなに太ったのかというと
まず、私はその頃、晩ごはんを一日に２回食べていたのだ。
夕方に祖父母の家で祖母が作ってくれた夕飯を食べ、
夜になると母親が作った夕飯を食べていたのだ。

それもこれも母親が食べないと
怒るとおもってお腹が一杯だったのだが
我慢して食べていたのだった。
気がついたら体型が偉いことになっていたのである。

母親は太ったことを祖母の料理のせいに
していたが、祖母の料理は子供の舌には
ちょうどよい味付けでとても美味しかった。
母親の作ったものは味が薄くて野菜ばかりで
あまり美味しいと思ったことはなかった。

今思い出してもあの時もよく我慢していたな
なんて思うのだった。