台湾の総統選挙が気に成ります

かって日本の植民地であった国又は地域で、台湾は比較的反日感情の薄い所だったのですが、数年前に「馬英九」氏が総統に成ってからかなり様子が変わって来て居ましたが、此の度の総統改選で野党の「蔡英文」氏の人気が高まり、野党の候補者の支持率が与党国民党の二倍くらいに成って居るそうです。
その理由は「馬英九」氏の余りの中国寄りの政策に台湾の人民が危機感を感じ始めたようです。即ち、貿易、観光、等の増加で中国からの経済的恩恵を受けるのは良いが、余りに中国へ偏り過ぎると究極の所中国に飲み込まれてしまい、自由、民主主義、等の台湾の自立・自主性が失われてしまう、と言う危惧が大きく芽生えて来て居るようです。

素人の私が考えても、台湾が中国に飲み込まれると、政治的に反日の台湾が生まれ、日本に取っても非常に難しい台湾が出来てしまいそうです。

近隣の中国・韓国など、反日国に取り囲まれて居る今、台湾位は日本と仲良くとまでは行かないけれど冷静に付き合って貰える地域が存在して貰いたい、そういう意味で今回の台湾総統の改選選挙は、日本に取って大変気に成る選挙と言えます。

蔡英文さん、頑張ってください！